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【コメント】
(1)新型コロナウイルス感染症の現状
(2)洋上風力キャンプ×SDGs
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令和4年(2022年)7月7日
【コメント】
(1)新型コロナウイルス感染症の現状
(2)洋上風力キャンプ×SDGs

更新日 : 2023年11月28日
ページ番号:000163906
コメント項目

(1) 新型コロナウイルス感染症の現状について(資料なし)

(2) 北九州市洋上風力キャンプ×SDGsについて(PDF:356KB)

月日:2022年7月7日
場所:北九州市役所

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

令和3年12月16日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像

市長
 まず新型コロナの感染状況についてご報告であります。昨日、県知事のほうから、(福岡)コロナ警報が発動されたところであります。そこで、本市の感染状況、実数のグラフをご覧いただきますと、確かに昨今、上がってきております。6月中旬以降は、概ね横ばいで推移していたわけですが、現在は上昇傾向に転じております。そこで、日別の新規感染者数を見てみたいと思いますが、6月27日以降、10日連続で前週の同じ曜日を上回っております。7月2日からは、前週の2倍以上の感染者数となるなど、急速に増加しております。感染者の状況を年代別に見ますと、全ての年代で増加しておりまして、中でも小学生以下、30代、40代が増えております。厚生労働省の専門家会合におきましても、今後、オミクロン株のBA.2系統から、さらに感染力が強いとされるBA.5系統に置き換わるという予測が示されております。これまでの置き換わりの状況を考えますと、数週間に渡り感染者が増加する可能性があると言われます。市民の皆様方には、それぞれの場面において、今一度、基本的な感染対策の徹底をお願いしたいのであります。そして、少しでも体調に異変を感じた際には、躊躇せず出勤や登校を控えていただいて、早めに医療機関で受診していただければと思います。また高齢者施設、障害者施設の皆様におかれましては、これは従事者・入所者、それぞれの皆様に言えることなのですが、抗原検査キットによる検査を、週1回以上実施するよう準備を進めてまいります。次に、ワクチン接種でございます。今後、4回目接種の本格化に伴いまして、来週月曜から個別接種の予約受付を再開いたします。また、翌12日からは、全ての市民センターにおきまして、予約専用窓口を設置いたしますので、どうぞご活用いただきたいと思います。ワクチン接種の効果は、時間の経過とともに低下していくと言われます。4回目接種はもとよりですが、1回目から3回目の接種も含めまして、対象の方は早めの接種をご検討いただければと思います。特に、依然として家庭内の感染が多いわけであります。ワクチン接種の対象となっていない方と同居する方、例えば5歳未満のお子さんのいるご家庭、そのご家族の皆さんにつきましては、ぜひ接種をご検討いただければと考えます。以上が、ワクチン、コロナ感染状況に関するコメントであります。
 次に、前にも洋上風力発電のキャンプを行うというように申し上げておりましたが、いよいよ始まりますので、そのお知らせでございます。5月27日の定例の記者会見で、北九州市の洋上風力キャンプ×SDGsを行うと(発表した)。いよいよ来週、7月14日から開催することになります。本日は、この中の主なイベントについて、皆様に改めてご紹介を申し上げます。画面をご覧いただきますと、まず7月14日、15日に、洋上風力発電自治体連絡会を開催します。これは、再エネ海域利用法の促進区域などに指定されております全12道県の担当者が、オンラインを含めて北九州市に集まります。洋上風力発電に係る漁業共生や地域振興をテーマに意見交換を行うものであります。次の画面であります。洋上風力発電のシンポジウムであります。8月9日、10日であります。本市ホームページにおきまして、参加者の募集をこれまで行ってまいりました。今後の洋上風力発電の展望や基地港湾の役割などをテーマにしたシンポジウムであります。関心のある方は、どなたでもご参加いただけます。次の画面であります。最後に、学生向けの洋上風力発電の研修につきまして、高校向けと高専向けは、現在、学校で募集しております。大学向けの研修につきましては、8月29日から9月2日に、5日間実施することにしております。全国の大学生、大学院生から、定員の30名を超える応募をいただきました。選考の結果、本市をはじめ秋田、千葉、長崎など、洋上風力発電を推進する地域から10大学、計32名が参加いたします。また、残念ながら今回の選考に漏れた学生も、将来を担う大切な人材であります。こうした学生の方々にも最新の情報を知ってもらうために、オンラインで講義を配信いたします。夏の暑い時期であります。参加者の皆様はしっかりと体調を整え、ご参加いただきますとともに、特に学生の皆様には、本市で学んだことを生かし、将来の洋上風力発電を支える人材としてご活躍いただきたいと思います。それでは、ご質問を承ります。

記者
 ありがとうございます。では幹事社から冒頭質問させていただきます。今、ご説明いただきました新型コロナウイルスの感染者がまた再び増え始めております。一方で、世の中は、これから学校が夏休みに入って、夏の行楽シーズンで、家族で旅行とかを計画されているご家庭も多いのかなと推察されますけれども、これからその夏の行楽シーズンを迎えるにあたって、旅行とかそういったものに、どういうスタンスで臨めばいいのか、市民に対して何かメッセージがございましたらいただけますでしょうか。お願いいたします。

市長
 こういう感染が増える傾向にある、それに対する警戒心と言いますか、コロナは、まだまだ完全に収束はしていないという、そういう認識をまず市民全体で共有することが大事であります。その上で、最初のうち、外国もそうでしたし、日本もそうでありますが、様々な行動制限というのと、ワクチンの積極的な接種の推奨ということをやってきたわけでありますが、同じような行動制限を直ちに取るということについては、やはりそのエビデンスと言うのでしょうか、多くの国民の方々の共感・納得が得られるかという問題もありますし、そういった意味では、専門家を含めて今後検討が進んでいくと思いますから、それは、その議論を注視したいと思いますが、例えば本市におきましても、市有施設の無料化ということで、まちなか避暑地という思いも込めて、外出を手助けするということをやっておりますが、しかし、それぞれの市有施設におきましては、例えば、屋内の施設では入場制限、事前予約制を取ったり、また様々な感染症の基本対策をしっかり講じております。従いまして、飲食店や様々な宿泊・旅行先におきましても、もう本当にこの2年半、苦しい思いをされてきておりますだけに、感染症対策には相当にお金も使い、また神経を使って対応されていると思いますので、特に認証を受けていらっしゃるところとか、そういうこともありますので、しっかりと基本的な感染症対策を講じながら、また我々国民も十分注意しながら行動することによって、相当程度、セーブできるのではないかと思います。いずれにしても、大変気がかりな上昇傾向にありますので、今後の感染状況にはしっかりと注目し、どういう対応がその都度、必要になるかということはよく検討していきたいと思います。

記者
 分かりました。ありがとうございます。幹事社からは以上です。各社さんどうぞ。

記者
 今まさに小倉祇園、各所で太鼓、練習が行われているかと思うのですが、15(金曜日)、16(土曜日)、17(日曜日)と、大きな見せ場があります。その辺、どのように考えられていますでしょうか。

市長
 それぞれの地域で伝統ある夏の行事、お祭り、祭典があって、この間、3年ぶりに開催できるかどうか、関係者は感染症対策と同時に、安全に楽しい催しができるかどうか、相当に時間をかけて議論を尽くして、そして、小倉祇園(太鼓)におきましては、規模を縮小するとか、これまで伝統的な、たくさんの方がお集まりになる行事は割愛して、いろいろとそのプログラムを組み直すという、そういう決断もされて臨んでおられます。つまり、感染症対策に万全を期して、3年ぶりに伝統的な行事を成功させるという意気込みで取り組んでおられまして、このコロナ禍が十分に鎮まっていない中での決断については、その感染症対策への意気込みと併せて敬意を表しております。十分な対応を取られると思いますし、市からも、参加される市民の方々には、基本的な感染症対策の呼びかけはしていくわけでありますが、ぜひ安全に、快適に、楽しい催しとして成功することを念願しております。

記者
 ありがとうございます。

記者
 先ほど市長のお話の中で、抗原検査についての言及がありました。それについて、ちょっと詳細をお伺いできればと思っています。まず、こちらは、(福岡)コロナ警報が出たので、こういった準備をされるという理解でいいのかということと、もう1点、改めて、こういった抗原検査を週1回以上する準備をされるということの思いについてお伺いできればと思います。

市長
 毎週、定例会見をさせていただいて、先週の時に、高齢者、障害者施設については、抗原検査の準備について言及しているところであります。昨日の(福岡コロナ)警報発令後の検討ではございません。やはり、これまでの市内における感染状況を振り返りますと、高齢者施設、また障害者施設におきまして、大変、関係者は煩悶されました。私どもも、感染者が出ますと、どんどん広がりましたし、また対応されている方は、もう本当に苦痛の中で大変なご苦労をされていたわけであります。そこで、例えば施設の方については、本市独自で(抗原)検査キットを用意して、無料で、手を挙げていただければいつでも対応できるというふうにずっとしてきたというのも、やっぱりこれまでの感染状況があった、その教訓からであります。その流れとして、抗原検査キットを、もう既にお配りしておりまして、これは学校とか、こういう施設にお配りしているわけでありますが、それをさらに買い増しして、十分用意して、週1回以上、入所者と従事者、それぞれが希望すれば、抗原検査キットで検査ができるように体制を整えるということを今日、申し上げたところであります。やはり週1回、希望されれば2回はできるような(抗原)検査キットを用意するということでありますが、こういうものを活用していただいて、何かありましても、できるだけ早く機動的に対応できるように、施設の方も、我々行政のほうも対応できるものと考えております。それから、抗原検査キットはこの間、かなり技術革新と言うのでしょうか、精度はかなり上がってきているということと、やはりPCR検査は1日遅れますよね。答えが出てくるのが。これは非常に早く、陰性か陽性か判明いたしますし、精度が上がってきているという意味におきまして、抗原検査キットの検査というのは、かなり有効ではないかと判断しています。

記者
 昨夜、小倉北区のほうで水道管が破裂するということがあったと思うのですが、北九州市も水道管が老朽化しているって話もありますが、その点検みたいなものを、今後される予定があるのかというところをお伺いしたいです。

市長
 市民の皆様には、ご心配、ご迷惑をおかけいたしました。すみませんでした。通報を消防から受けまして、配水管の漏水箇所の修繕を急いで行ったところであります。この間、断水はなかったのですが、水が逆流したことに伴うと見られる赤水の問い合わせが18件ありまして、給水車を出動させました。午前8時半には、歩道の舗装まで終了したところであります。調べてみますと、56年経過した昭和40年敷設の、直径45センチの配水管に約10センチの穴が開いていたということであります。市内のこの老朽管につきましては、計画的に更新を行っておりまして、この配水管は令和7年までに更新する予定でありました。そこで、今回の漏水事故を重く受け止めまして、更新を前倒しして、引き続き老朽管の更新、これは年間38.5キロメートルとなっているわけでありますが、これを、着実に進めていくということを決めたところでございます。

記者
 ありがとうございます。

記者
 同じような質問になるのですが、計画を前倒しということで、今の段階は、緊急点検などの手続きは行わないということでしょうか。それとも、計画は、具体的にはどのように前倒するか決まっていたら教えてください。

市長
 昨晩の9時過ぎに、水が溢れているという第一報があって、徹夜作業でやりました。そこで、こういう穴が開いていたということであります。従いまして、令和7年までという、こういう計画全体を、やはり前倒しする必要がある。そこまでは確認をしておりますが、全体の規模と言いますと、敷設してから何年経ったか、市内全域の水道管を見ますと相当な距離になります。40年を経過しているかどうかで見ますと、法定耐用年数が40年、現実には、かなりそれを超えてでもまだ使用はできるということですが、一応、法定耐用年数の40年で見ると、市内に、1,091キロは(法定)耐用年数を超えている配水管があるわけであります。市内の配水管の全長は4,200キロメートルであります。いかに膨大な工事量になるかということになります。従いまして、この全体としての更新の前倒しをどこまでできるかということについては、やはり全体をみた精査が必要であると考えておりますので、まずは、(今回事故のあった箇所を)前倒ししていくという方針を確認したということであります。

記者
 ありがとうございます。

記者
 昨晩、水道管(破裂)の続きなのですけれども、となりますと市内、昨日のあった場所だけではなくて、他の場所でも、ああいった漏水が発生する可能性があると、それは少し置いておくっていうことにも取られるかなと思うのですけど、その辺はいかがでしょうか。

市長
 これまでも、私も着任して15年ですが、この間、水道管の破裂だとかいう問題が発生して、その都度、議会においても、非常に由々しき事態ということで厳しいご指摘もいただき、そしてまた、上下水道局挙げて、その中長期的な更新について議論し、計画を前倒し、修正しながら今日に至っております。そういう中で、財政的な裏付けも、もちろん必要であるわけでありますが、相当程度、老朽化しているところがあるので、相当に、これは上下水道局、市としても力を入れていかねばならないという問題意識は十分持っているところです。まずは今回、56年経過していたところで、穴が発生して漏水事故が起こったということであります。まず全体として、敷設してからの経過年数等も見まして、優先順位を決めてやっていくことになると思います。

記者
 この56年っていうのは、かなり古いのですか、もっと古いものもあるのか。

担当者
 配水管につきまして、もっと古いものがあるかというご指摘でございますけれども、実際には、実耐用年数というようなものがございまして、よく言われているのが、60年から90年の実耐用があるというふうに一般的には言われております。そういった要因につきましては、主には土質に関係するものがありまして、立地条件によったり、埋設されている環境なのですけども、そういったところに左右されるというようなところがございました。そういったところを加味しながらやっているというところなので、55年を超えている管というのは、実は存在するということにはなります。ちょっと今、数字は持っておりませんけども、そういう状況で、現在更新計画をやっているところでございます。以上でございます。

記者
 もう1点なのですけども、原因として、穴が開いた、要は老朽化っていうことなのですが、具体的に、もっと分かっていることっていうのはありますか。

担当者
 今のところではまだ、年数的には、確かに55、6年ほど経過はしているというところだけで、全体的な、その原因というのはまだ分かっておりません。ただ、実際に今回は起こりましたので、管のその漏れた部分、それがどういった状態であるかというのは確認をいたしました。それについては、さほど老朽化が進んでいるというような状況は見られなかったので、今回の分については応急的な修繕もしましたし、そういった部分的なところではございますけれども、一応確認をするというようなことは実施しております。

記者
 ありがとうございます。

担当者
 その他に各社さんからのご質問はいかがでしょうか。よろしいでしょうか。では以上で定例会見を終了いたします。ありがとうございました。

市長
 ありがとうございました。

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広報室報道課
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