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【コメント】
(1)新型コロナウイルス感染症の現状
(2)マイナンバーカードの普及促進
【発表案件】
(3)じーもの探索マップ
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令和4年(2022年)6月30日
【コメント】
(1)新型コロナウイルス感染症の現状
(2)マイナンバーカードの普及促進
【発表案件】
(3)じーもの探索マップ

更新日 : 2023年11月28日
ページ番号:000163823
コメント項目

(1) 新型コロナウイルス感染症の現状について(資料なし)

(2) マイナンバーカードの普及に向けた取組について(資料なし)

月日:2022年6月30日
場所:北九州市役所

発表項目

(3) 門司港観光ガイドシステム「じーもの探索マップ」のリリースについて(PDF:1MB)

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

令和3年12月16日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像

市長
 今日のテーマは、3つでございます。最初に、新型コロナの対応につきましてご報告させていただきます。画面に本市の感染状況がございます。実数のグラフであります。これをご覧いただきますと、先月の中旬から減少傾向が継続しておりましたが、ここのところ微減、あるいは微増を繰り返しておりまして、下げ止まっているという状況であります。次の画面は、日別の新規感染者数でありますけれども、カレンダーで見てまいりますと、今月の中旬からは、前週の同じ曜日を上回る日を示しているのが赤字の日でございますが、これが多くなってきております。こういう状況を見ますと、決して予断を許さない状況と言えると思います。どういう世代が、感染が多いかという状況でありますが、これまでも申し上げてまいりましたけれども、年代別で、直近2週間で見ますと、依然として、やっぱり若い世代の感染が多くて、20代以下が半数近く、45.7%を占めていると、このグラフを見たら分かると思います。 全国的にも、この状況は、厚生労働省の専門家の助言機関によりますと、多くの地域で新規感染者数は減少傾向が続いているものの、その減少幅は鈍化しつつある。地域によっては、横ばい、または増加の兆しも見えるということで、感染状況の推移に差が生じていると専門家の皆様方は見ておるようであります。海外におきましては、BA.5系統などの、オミクロン株の新たな系統の検出割合が増えております。国内でも、福岡県の他、全国各地で確認されておりまして、予断を許さない状況と考えております。市民の皆様には、こうした状況を踏まえて、警戒を緩めることなく、これまでどおり基本的な感染対策の継続をお願いしたいのであります。また感染の拡大防止、あるいは重症化を予防するために、ワクチン接種も重要だと考えております。私も先日、モデルナ(社製)ワクチン、いわゆる交互接種で4回目の接種を受けました。接種後についてご心配な方もいらっしゃるということで、Twitter(ツイッター)で数日間、経過を報告いたしましたが、3回目の時と全く同じで、24時間後、突然37度2分という微熱まで上がりますが、5、6時間で元へ、きれいに戻ります。そういうことで、大きな副反応はありませんでした。ワクチン接種の効果は、時間経過とともに下がっていくと一般に言われておりますが、1回目(から)3回目の接種を含めまして、対象の方は早めの接種をご検討いただけると幸いであります。
 次のテーマは、マイナンバーカードの申請についてであります。ご案内のとおり、本日から、国のマイナポイント第2弾がスタートいたします。最大2万円分のポイントが付与される制度であります。このポイントを利用するためには、マイナンバーカードの取得を、今年の9月末までに申請する必要があります。同時に、ポイントは来年2月末までに申し込む必要があります。マイナポイントは、物価高騰に対しても1つの支えになります。例えば、お子様のマイナンバーカードの取得率というのは、それほど高くはないわけでありますが、これは相当程度、家計にもプラスになると思います。1人でも多くの市民に、この機会にマイナンバーカードを取得することをご検討いただきたいのであります。普及促進への本市の取組であります。お出かけなどのついでの時に気軽に手続きができるように、申請機会の拡充を図っております。具体的には、全ての市民センター136館、またスーパーなど商業施設、また企業、団体などの要請に応じまして、合計600回以上の出張申請を実施する予定であります。なお、申請の際、一定の本人確認書類をご持参いただきますと、一度も区役所に行かなくても手続きを行うことが可能であります。7月5日からは、マイナンバーカード、マイナポイントの申込方法、出張申請のスケジュールなどをお知らせする特設サイトを市のホームページからリンクできるようにしてあります。それを開設する予定であります。マイナンバーカードは、ご案内のとおり、デジタル社会の基盤となるものであります。市民の皆様には、この機会を活かして、取得していただきますようによろしくお願いしたいと思っております。
 次は、じーもの探索マップ。私ども、門司港レトロのゆるキャラ、じーもの名前を取りまして、観光振興の一環として、今日、新たにリリースさせていただくものであります。門司港観光ガイドシステムであります。「じーもの探索マップ」と呼びます。このサービスを開始いたします。感染対策、ワクチン接種が進みまして、外国人の観光客の受け入れも再開になりました。観光客向けの県民割が全国に拡大される予定であります。全国的に旅行需要が高まってきております。本市としましても、日本新三大夜景都市に第1位として認定されました。これから3年間、日本の第1位の夜景都市となります。より多くの観光客を受け入れまして、回遊性が向上し、滞在の長時間化を図り、本市経済の振興に繋げてまいりたいと考えております。そこで、画面をご覧いただきますと、このような中で、この機を捉えまして、市内有数の観光地であります門司港レトロ地区の集客力を生かして周辺の賑わいづくりを進めるために、スマートフォンで観光スポットや飲食店などの情報やトピックを交えて紹介しまして、地域の回遊性を高める観光ガイドシステム「じーもの探索マップ」を7月1日にリリースいたします。次の画面でイメージを出しておりますが、このシステムの大きな特徴であります「巡る」の各コースにおきまして、テーマごとに現在6つのコースを設定しております。コース上の全てのスポットを回ることで、お店で使えるクーポンを獲得することが可能であります。また「学ぶ」におきましては、門司港の歴史を学ぶことのできるコーナーを設けます。門司港に関する知識を試すことのできる「門司港検定」コーナーを設定しております。その他、「イベント」では、直近に開催されるイベントを掲載しております。「グルメショップ」では、門司港を中心とした飲食店など、約80店を掲載しております。次の画面であります。今回用意したコースでは、今年3月、日本新三大夜景都市にランキング1位で再認定されましたが、本市の夜景を構成する門司港レトロ展望室、また、和布刈公園第二展望台など、夜景スポットもコースに入れております。ぜひこのシステムを利用して、観光を楽しんでいただきたいのであります。そして、めかり地区、門司港広域を巡ることで、門司港レトロ地域の新たな魅力を発見していただければ幸いであります。今後とも、このシステムをはじめ、様々な取組を進めまして、観光・イベントなどを通じまして、関係交流人口の創出・拡大に努めます。人の流入、賑わいの創出を図ってまいりたいと考えております。また観光客の方だけではなく、市民の皆様方にも地元の魅力を再発見していただきますように、このツールとして大いに活用していただければ幸いであります。それでは、このシステムの具体的な使い方につきまして、スマートフォンの画面をお示ししながら、担当課の職員から説明させていただきます。

担当者
 今、お手元にもチラシを配布しておりますが、チラシの右上にバーコードがあると思います。チラシで入る場合は、そのバーコードをスマホにカメラ機能で読み取っていただきますと、今、デモでやっていますが、このバーコードは各スポット、全37スポットありますが、全ての「巡る」スポットに同じバーコードがありますので、どこからでも入れます。ホーム画面は、4つの機能をお示ししています。市長もお話しになりましたように、特徴は「巡る」です。「巡る」から、「門司港を巡る」をクリックしますと、6コース出てきます。いわゆる、めかりエリアに周遊していただきたいということを主に置いていますので、6つのコースのうち、3つをめかりコースにしております。併せて、いわゆる足ですね。レンタサイクルのコース、潮風号トロッコ列車のコース、それと、マイカー、ドライブでのコース、この3つをそれぞれ用意しております。今日は、レンタサイクルで巡るコースのご紹介を少しさせていただきます。ずっと下へ行きますと、位置情報がまず入っていまして、今、皆さんがここでやりますと、小倉に自分のマイポイントが入っています。現地に行きますと、まず1番から、レンタサイクルの借りられる場所。この1番を指しますと、実際に現地で置いているバーコードを読み取るカメラ機能が出てきます。このコースの中で、甲宗八幡宮というのが4ポイント目にありますが、ちょっとデモで、甲宗八幡宮のところに設置しているバーコードを読み取りましたら、通常、案内板が各所、正式なものがありますが、それではなく、謂れだとか、なかなか知られてない情報が出ます。例えば甲宗八幡(宮)でしたら、平知盛のお墓があるとか、出光佐三さんが結婚式を挙げたとか、そういう、実際の案内板にはない情報、いわゆる裏情報が出るという仕組みを各観光スポットで用意しております。ホームページで、次に、グルメショップですが、80店舗のグルメ情報を全て濃縮してここに置いております。下にクリックしますと、一覧で表示というところを出してください。そうしますと、「碧。食堂」さんから(始まり)、あいうえお順でずっと80店舗、印象的な写真で簡単な説明があります。カテゴリー別に、焼きカレーというふうにカテゴリーを選べば、焼きカレーのテナントが出たりもします。ちなみに2番の「梅月」さんの写真をクリックしますと、「梅月」さんの詳しい情報、今のお勧め、要するにお店の情報が出てきまして、お店さんから、今月はこれを売り出したいとか、新しい情報が出れば、職員のほうで書き込みが可能ですので、随時、情報が更新できるという仕組みです。ホームページに戻ってください。最後に、マイページっというのもつくっていまして、下の右ですね。マイページをクリックすると、巡ってきた、要は、先ほどでしたら、甲宗八幡宮のスタンプがここに貯まっていまして、これは1ヶ月間ぐらい保存できます。来週も続けてまたやりたいなという方も便利ですし、どういうクーポン券を取ったのかっていうのも保存できますので、お店にかざして利用できます。先ほど市長もお話しになった門司港の勉強についてです。門司港検定というので、今もうこれは大学の学長までなっていますが、最初は幼稚園から始まって、小学生、中学生、おおよそ40問を解く中で正解率が上がりますと、最後は大学の学長のこういうイラストがもらえるという仕組みでございます。以上、簡単でしたが、ぜひ7月、8月の夏休みの期間に、ご家族連れとか、多くの方にまず使っていただきたいと思っております。説明は以上です。

市長
 それでは、皆様のご質問を承りたいと思います。

記者
 発表案件ではないのですが、先週、教育委員会と言いますか、市の中学校の教諭が2人逮捕されるという事件が相次ぎました。先日も教育委員会のほうが臨時会議を開かれまして、教育長のほうからも、前代未聞の事態ということであったりとか、信頼回復に猶予はないというようなお話もされておられましたが、市長として、こうした事案が相次いだことついて受け止めをお伺いできればと思います。

市長
 今回の飲酒運転の事故によりまして、被害に遭われた方の1日も早いご回復を心からお祈り申し上げたいと思います。飲酒運転は社会全体で撲滅に取り組んでいるところであります。しかも、その事故を起こして、その場から逃げ去ったと聞いております。このような行為は、教師としても公務員としても、決して許されるべきものではなく、大変遺憾に思っております。今回の逮捕は、先日のいわゆる児童ポルノ法違反での教員逮捕を受けまして、教育委員会が不祥事を防止するために、全力で取り組もうとしている矢先での不祥事でありまして、非常に衝撃的であります。教育委員会としても、このような逮捕者が相次いだことを受けまして、昨日、緊急の小中高、特別支援学校の校長、そして、幼稚園の園長からなる校園長会議を臨時で開きまして教育長が訓示をしたと聞いております。その中で、1人1人が不祥事を起こさない、当事者意識を持つこと、また、教師としての使命感、誇りが不祥事を起こさせない生命線であることを教育長から強く訴え、信頼回復に猶予はないと、このような認識を示して、不祥事撲滅に向けての決意を示したと聞いております。全く同感であります。職場全体で、不祥事を許さない、この職場風土をしっかりと築くことが急務だと改めて感じております。今後の教育委員会の再発防止の取組を、注視してまいりたいと考えております。市民の皆様方に大変ご心労・ご心痛をお掛けしていることを市長からも深くお詫び申し上げます。

記者
 ありがとうございました。それと、あと別件の質問になるのですが、旦過市場の関係でお伺いできればと思います。旦過市場の再整備計画に関してなのですけれども、新旦過地区の地権者の方と、再整備計画に加わるかどうかというところのお話をされているというようなことだったとは思うのですけれども、現在の進捗状況、もし変化等があればお伺いできればと思います。

市長
 再整備事業の事業区域外にある新旦過横丁につきましては、今後どのように、復旧・復興に向けてお考えか、私どもとしても、ご提案・ご要望というものがあればしっかりと受け止めて対応するということで今日に至っておりますが、先週末に確認したと事務方から報告を受けておりますけれども、地権者がご自身で復旧・復興の検討を進めていく意向であると、このように聞いております。つまり再整備事業には加わらない方向で、今後、復旧・復興の検討を進めるというご趣旨だと承っております。この計画を検討されるにあたりまして、地権者からご相談があれば行政としても真摯に対応いたします。今後の1日も早い復旧・復興に向けて、できる限りの支援に努めてまいりたい、このように考えております。

記者
 ありがとうございます。今のお話ですと、現在進めておられる再整備計画のスケジュールに関しては、遅れであったりとか、工期の、工程の変更であったりとか、そういったところへの影響っていうのは考えられるでしょうか。

市長
 旦過地区の再整備については、長い年月をかけて、関係者と協議を重ねて計画を練り上げてきた経緯があります。そこでは、市場の営業を継続しながら再整備を進めていくと、その場合、事業区域を4つのエリアに分けて、段階的に工事を進める計画としておりました。この計画におきまして、焼損区域、被害のあったところは最後に工事を行うエリアと元々なっているわけでありますが、現在、火事の被災者、関係者の意向を、丁寧に確認しているところであります。この関係者の意向を踏まえまして、事業の進め方、スケジュールなどについて検証を行うことにしております。先ほど申し上げましたように、この事業計画そのものは、市場関係者と長い間、話し合いをして策定した計画でありますので、行政としましては、できるだけ事業への影響が小さくなるように検討を進めます。

記者
 ありがとうございました。幹事社からは以上です。各社さんありましたらお願いします。

記者
 別件なのですけれども、先週23日に行橋市で渇水対策本部会議が開かれまして、その中で行橋市長から、今後、油木ダムがさらに水が減ってどうしようもないという状況になった場合どうしますかという質問に対して、市長のほうから、北九州市のほうからの水道を融通してもらうことも検討していかないといけないと思うと。平成29年度に水の広域連携を結んでいるので、今まで使ったことないけれども、今回そういうのも含めて検討したいというコメントがありましたが、北九州市のほうに、1つは苅田町、行橋市のほうから、どうしようもなくなった場合は水の融通お願いしますというようなお話が現場レベルで来ているのだろうかというのが1つと、実際、北九州市から、行橋市、苅田町のほうに水を融通するようなことが可能なのかどうかというのをお尋ねしたいです。よろしくお願いします。

 (行橋市、苅田町は、平成30年1月に「水道広域セミナー」へ参加し、令和2年2月に「技術協力に関する協定」を本市と締結した。)

市長
 現在のところ、行橋市、また苅田町のほうから要請はないのですけれども、令和元年の時にも渇水がありまして、その時は行橋市の要請に基づいて、減圧給水の助言、あるいは渇水対策の技術的な支援を行っております。また、令和2年2月には、行橋市、苅田町と「技術協力に関する協定」を結んでおりまして、渇水対策に係る要請があれば給水車の派遣などの支援・協力を行っていきたいと考えております。

記者
 では、要請があれば給水車の派遣ということも、一応検討はする可能性もあるということですか。

市長
 先ほど令和元年、また令和2年のことを申し上げたのですけれども、平成の時から、例えば産業界のほうも、渇水になると事業継続の面で大変懸念があるので、とにかく、水の供給については北九州市によろしくお願いしたいというような要請を毎年のように商工会議所のトップのほうから受けておりました。北九州市は、諸先輩のご尽力によりまして複数の水源を持っておりますので、油木ダム以外の貯水量は平年に比べると92.1%でありまして、ほぼ平年並みということであります。しかも河川からの取水を主体にしておりますので、本市におきまして、現時点におきましては、安定給水に支障はないものと考えております。その中で、油木ダムからの取水量につきましては、やはり取水量を抑えて、節水に協力をしてまいっておりますけれども、今後は福岡県と同様に、市民の皆様方に、水は限りがある資源になりますので、節水を呼び掛けていくわけでございます。また、令和4年2月ですから直近でありますけれども、この行橋市、そして苅田町のほうから、水道用水の供給事業の具体化に向けた検討について要望をいただいております。本市としましても、この事業は、本市を含めて、3者それぞれにその効果が期待できる連携の方策でありますので、事業効果や課題などについて、協議・検討を開始しております。ただ、この方法っていうのは時間がかかりますけれども、まずは状況を見て、要請がもしあればできることを、できるだけ迅速に対応させていただきたいと思っております。

記者
 ありがとうございました。

担当者
 その他、各社さんございますか。

記者
 先ほど幹事者の方からも質問がありましたけれども、教師お二人の逮捕ということについて、校長会議のところで、8月に全教職員を対象とした、初めての試みとなる警察や弁護士を交えた研修会も開かれる予定だということについて何か市長から、どんな事柄を入れてほしいとか、こういうことをしっかり学んでほしいというところはありますか。

市長
 市長部局におきましても、これまで、時々不祥事が明るみに出ますと、その事態を重く受け止めまして、組織を挙げて不祥事の再発を防ぐために協議し、できることを直ちに実行して今日に至っているところであります。今回、教員の案件でありますけれども、教育長を先頭にいたしまして、再発防止に向けて全力投球で頑張っていると思いますので、市長としては、当面は教育委員会、学校関係者の努力というものを、注視させていただきたいと思っております。このように教育委員会、あるいは市長部局という、組織的には独立性ということがあるわけでありますけれども、同じ公務員といたしまして、この不祥事の再発防止ということは重要な課題であると共通の認識を持っておりまして、市長部局で起こった時に、どのように改善策を講じてきたかということは、もちろん教育委員会の職員もよく知っていることであります。それぞれの自治体におきまして、こういう案件が起こると、いろんな試みがあって、二度と繰り返さないという決意でいろんな取組を進めているわけでありますけれども、その中で得られた知見というものを共有して、市長部局としましても教育委員会としましても、やれることを一生懸命頑張ろうということで取り組んでいるところです。従いまして、市長といたしましては、教育委員会は教育長を先頭に、極めて先例のない、臨時で、トップの校長・園長を、招集をかけるということは、令和2年に行って以来のことだと聞いておりますけれども、不退転の決意で今日の事態を重く受け止めて対応しておりますので、成果があがることを期待しております。

記者
 先ほど旦過市場の再整備計画について、新旦過横町は再整備計画に加わらない方向でというお話がありましたけど、地権者の方がご自身で復興へ進んでいくという話でしたが、被災店舗とか店主の方たちのご意見っていうのは、今日時点で何か出ていますでしょうか。

市長
 先ほど私のほうからは、新旦過横丁の地権者の意向としてこうだということを申し上げました。それぞれの店舗関係者はどうかという趣旨でありますか。これは、実際に様々な対応を続けている部署のスタッフの方から。

担当者
 新旦過横丁の店舗側の皆様ですけれども、今、それぞれ再開に向けていろいろ動き出しているところでございまして、もう店舗がすでに当てが付いた方ですとか、廃業を予定されている方、いろいろな状況でございます。店舗の再開につきましては、空き店舗の補助事業(商店街空き店舗活用事業)のほうも今回改正をさせていただきましたので、そういったことでお手伝いをさせていただきたいと思っております。特段にエリアの再開発に関する意見というのは、具体的には私ども受け止めておりません。以上でございます。

記者
 ありがとうございます。あと別件でなのですけど、梅雨が明けて、かなり猛暑が今後予想されると思いますが、熱中症対策だったり、節電など、そういう取組について何か市長から市民に呼びかけがあれば。

市長
 まずは、コロナ禍の中での猛暑の到来ということになりますので、熱中症は大変心配されるところです。従いまして、屋内におられる時は適度な、適温の管理維持が大事だということはもちろんですが、特に屋外に出られた時には、基本的にはマスクを外されてよいのではないかと思います。このことは国のほうからも、また関係各方面からも、特に会話をしない、あるいは一定の距離が保たれている、特に人がいっぱい集まっているという状況でもないと、いくつか状況を例示しながら、熱中症を予防するために、屋外ではマスクを外すということも検討してほしいと、そういうことを言われていますが、本市としましても、屋外に出られたら、熱中症予防の観点から、特に心配がなければマスクを外していただいて結構だということを呼びかけていきたいということが1つであります。それから、高効率の、省エネタイプの家電製品は、商品が今は品薄だと言われておりますけれども、どんどん毎年のように技術革新しておりますので、電力需給も心配な時ではありますけれども、これが早く、本当に希望すれば購入できるかどうかというのは、だいぶ状況は厳しいようではありますけれども。それと、省エネタイプの家電製品を購入すると、その中には、エアコンという大事な役割を持った家電、これについては品薄であるということと、やはり公平に、市民の税金を使った支援措置になっておりますので、1人で何台も購入されるといけないわけでありまして、そういった意味での手順をしっかりと今、準備に入っておりまして、できるだけ早くその制度も活用して、高効率のエアコンが購入しやすいような環境をつくっていくということが1つあります。それと、あと結びに、まちなか避暑地という言葉が、私どものつくった言葉であるわけなのですが、やはり長いこと、この2年半、コロナ禍で、時にはストレスと向き合いながら、自由にあまり行動できなかった日が続いたわけでありますけれども、ようやく落ち着いてきておりますので、公共施設を、こども文化パスポートということで、特別に北九州市は、子どもにいい体験をしてほしいという無料のサービスを続けているわけですが、この機会に、大人の方も子どもさんたちと同じように公共施設を、無料で入れるようにするということであります。公共施設は、それなりの適切な気温管理、温度管理をしておりますし、またプールとか、有料の公園なんかもその対象になってまいりますので、そこでリフレッシュしていただくと、暑さをしのいでいただける一助になるのではないかと思っておりますので、これも1つのまちなか避暑地的な発想でありますけれども、そういったことも活用していただいて、暑い夏を、熱中症に決してならないように乗り切っていただきたいと思っております。

記者
 ありがとうございます。

担当者
 その他に各社さんからご質問はいかがでしょうか。よろしいでしょうか。では以上で会見を終了いたします。ありがとうございました。

市長
 ありがとうございました。

このページの作成者

市長公室報道課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2235 FAX:093-582-2243

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