ページトップ
印刷用ページ(新規ウィンドウで表示します)
現在位置:トップページ > 市政情報 > 市長記者会見 > 過去の市長定例会見 > 令和4年度(2022年度)市長定例会見 > 令和4年度(2022年度)市長定例会見(2月19日まで) > 令和4年(2022年)6月22日
【コメント】
(1)新型コロナウイルス感染症の現状
ページ本文

令和4年(2022年)6月22日
【コメント】
(1)新型コロナウイルス感染症の現状

更新日 : 2023年11月28日
ページ番号:000163688
コメント項目

(1) 新型コロナウイルス感染症の現状について(資料なし)

月日:2022年6月22日
場所:北九州市役所

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

令和3年12月24日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像

市長
 6月議会が終わりまして、またよろしくお願いしたいと思います。前に衝立があります。そして屋内ですが、距離も取っておりますので、マスクを外させていただきたいと思います。今日は、特に発表案件はございませんが、新型コロナ感染症の状況について一言、まずコメントさせていただいて、それからご質問を承りたいと思います。
 ここに、感染状況についての実数のグラフがあります。減少しているというわけでありますが、ここ1週間における1日の平均はまだ70名を超えております。ですから、引き続き基本的な感染対策は重要だと思うわけです。さて、マスクについて、市民の皆様への呼びかけをさせていただきます。国から、5月20日に、マスクの着用についての考え方が示されております。そういうのを見ますと、これから市民の皆様方には、夏場、熱中症予防という大変重要な局面になりますので、熱中症予防の観点から、屋外では、人との距離が確保できる場合、会話をほとんど行わない場合などでは、マスクを外すなどの適切な対応をよろしくお願いしたいと思っております。一方で、基本的な感染対策として、例えば公共交通機関を利用する時、あるいは、人ごみの中へ行く時などは、やはりマスクの着用は重要であることに変わりはないと思いますので、引き続きマスク着用の継続をお願いできればと思っております。さて、議会でも取り上げられましたが、マスクの着用が困難な方もいらっしゃいます。そういう方への対応をどうするかということであります。疾病、また障害など、マスクをつけることができない方への配慮、理解も重要な視点であります。本市では、昨年10月にステッカーをつくっておりまして、マスク着用が困難なことを意思表示するステッカーであります。ヘルプマークというものが、東京都をはじめとして、それぞれの自治体でも採用されておりますが、援助等が重要(必要)であることを、周囲の方々へお知らせするための一例であります。ストラップ型のヘルプマークをお持ちの方は、その片側にステッカーを貼るということで、マスクの着脱につきましては様々な事情を抱える方々がいらっしゃるわけでありまして、そのことを理解して、差別や偏見が生じないようにお願いしたい。モモマルくん、人権と福祉のシンボルとして、長年、北九州市発のゆるキャラで頑張っているモモマルくんを使った、こういうステッカーをつくっておりますので、ぜひこれについてのご理解をよろしくお願い申し上げたいと思います。さて、これから、梅雨の時期を迎えておりまして、梅雨の換気というのがますます重要になってまいります。市民の皆様方には、今後この梅雨の時期を乗り切る時に、熱中症予防と併せて換気が非常に重要になるということであります。気温が上昇します。雨も降ります。屋内での活動が増えます。会社の、職場の事務室、更衣室、車の中、飲食店など、エアコンを入れて閉め切ったままにはせずに、定期的な換気をお願いしたいと思います。次に、ワクチン接種であります。先月から4回目の接種を開始しております。私も本日の夕方、モデルナ(社製)ワクチンによりまして、4回目の接種を受けることにしております。現在、本市では、1回目から3回目までの接種も含めまして、あるあるCityとコムシティにおきまして、平日夜間と週末に接種を実施しております。ワクチン接種の効果につきましては、時間の経過とともに低下していくと言われておりますが、追加接種でその効果を再び高めることができると内外の医療専門家は指摘しております。若い世代の方も含めまして、対象の方はぜひ早めの接種をご検討いただければ幸いであります。また厚生労働省の専門家による助言機関によりますと、ワクチンや感染により獲得された免疫の減衰、また夏休みの影響、また、オミクロン株の新たな系統への置き換わりの可能性もあるということで、感染者数が増加する、そういう要因も指摘をされているところであります。市民の皆様方には、警戒を緩めることなく、基本的な感染対策の継続をよろしくお願いしたいと思います。それでは、ご質問を承ります。

記者
 発表案件とは関係ないのですけれども、昨日、教職員の方が逮捕される事案が発生しまして、今年に入って、教職員の逮捕という事案が相次いでいると思うのですけれども、これに関しての市長の受け止めと、今後の対策についてどのように考えられているかをお伺いしたいです。お願いします。

市長
 児童生徒を守るべき教員がこういう不祥事を起こすということは、断じてあってはならないことでありまして、痛恨の極みであります。教育長のほうから、会見で、今回のことについて謝罪をしておられますけれども、改めて児童生徒、そしてまた、保護者の皆様、市民の皆様方にご心痛をおかけしていることについて深くお詫びを申し上げたいと思っております。教育委員会からは、これまでも、わいせつ事案の根絶をはじめとして、不祥事をなくすために様々な取組を行っているということを聞いておりました。こういう取組がしっかりと行われてきたと報告を受けておりましただけに、今回の不祥事のことは大変に衝撃であります。教育委員会としても大変重く受け止めていると思いますし、信頼回復に向けて、教職員皆で全力を尽くして、今後頑張っていくと思いますが、ぜひ信頼回復に向けた、より一層の努力を期待したいと思っております。教職員が一丸となって、不祥事再発防止に取り組んでいくという状況を、市長としてもよく見守らせていただきたいと思いますが、昨日の今日のことでございますので、今回のことをしっかりと重く受け止めまして、再発をしっかりと防ぐための対応に万全を期すように、自分としてもよく、この事案が今後どのように教訓として生かされていくかについては見守りたいと思っております。

記者
 ありがとうございます。それと、あともう1件、別件になるのですけれども、今日、参院選の公示ということになりまして、本議会の一般質問の中で、北橋市長の5期目に向けてのご判断というところに関しまして、参院選後に後援者の方を集められてご意見を賜られてというようなお話があったと思うのですけれども、参院選後と言うと、大体、参院選後間もない時期を想定されていらっしゃるのかなとか、7月、8月頃であるとか、その辺、もし考えられているところがございましたらお伺いできればと思います。

市長
 後援会の役員会ということに絞って考えますと、各界の代表の方が多くいらっしゃいますので、今は参議院選挙などで大変にご多用の中であります。その中で日程を調整していくというのは、簡単ではないわけでありますが、やはり、参議院選挙というのは国民にとって、また、それぞれの市民団体にとりましても重要なことでありますので、そちらのほうで、全力投球で頑張っていらっしゃるという時でありましたので、参議院選挙が一段落しないと、次の市長選挙ということについて、率直に突っ込んで意見を交換する余裕というのは、なかなか難しいということがかなりありましたものですから、参議院選挙が終わるのを待って、後援会をお願いしようと、開催をお願いしようということで来ております。非公式には、いろんな方々のご意見を承るということはもちろんしているわけなのですけれども、まだ、いつの段階で一堂に会して、この問題についてご相談するかということは、今日の時点ではまだ決まっておりません。また、これまでのいろんな対話の中で言われていることは、私自身が5選にどう考えるか、対応するかということがテーマだとしましても、やはり市民から見ますと、今後の市政をどのように考えていくのかということは表裏一体になってくるので、そうした状況についても関心は、皆様お持ちでございます。そうしたことを考えますと、水面下では皆様ご案内のとおり、様々な動きがこれまでもあるわけでありまして、今後の市政全般についてどう考えるか、その来年の市長選挙にどう対応するかということになりますから、そういった意味では、頃合いを見計るのも、そうした、単に私自身の去就の問題だけではない面も出てまいりますので、7月のいつ頃と申し上げるのは、今の時点では控えさせていただきます。

記者
 ありがとうございました。幹事社からは以上です。各社さんお願いします。

記者
 先ほど市長選のお話があったので、関連で。今後の市政全般というお話もありましたけど、市長ご自身の中では、どういった判断基準、どういう基準を設けて市長選に臨むか、それとも、出馬しないかという判断をされるのか、その辺の基準を教えていただければと思います。

市長
 市長選挙に関してですか。

記者
 そうです。

市長
 今日は市長の公務としての記者会見に臨んでおりますので、そのような想定問答は、考えてはおらなかったのでありますが、非常に率直に、自由闊達にいろんな意見交換というのは、市民・各界において行われていることはご案内のとおりであります。自分としましては、参議院選挙が終わって、後援会の皆様方と正式に協議の場を、ということは既に表明しておりますので、いろいろと、非公式にいろんな動きがあることはいろんなところから仄聞いたしまして、何かそれについてコメントはないのかと言われることもあります。しかし、自分としましては、参議院選挙が終わるまでは、やはり市民・各界の置かれている立場の参議院選挙が重要でありますので、それを控えるということに変わりはないわけですから。しかし、現実には、いろんなことをお考えになって行動される方々もいらっしゃるのは事実なので、それに対して、もうしばらく時間を貸してほしいとか、そういう形で待っていただくような、そういうことを申し上げるつもりはこれまでも全くありません。従いまして、これからもそういう動きがあることは、それは市民の様々なご意見、市の将来に対するいろんなご意見の中で発信されていることでありますから、それはそれとして受け止めておきたいと思っております。自分としましては、参議院選挙が終わりまして、お集まりになった時に、当然、どのようなご意見が出てくるかというのは、ある程度、想定は付くわけでありまして、その時に、私自身が来年の2月どうするのかということもさることながら、これまでの市政を振り返って、今後の北九州市政で重要な柱というか、方向性をどう確認するかということが表裏一体になってきておりますので、そうした点についてどう考えるかということになります。となりますと、よく状況を見極めたほうが良いという助言も結構ありまして、参議院選挙が終わってすぐに、この日ぐらいでやろうかというふうには、まだちょっとそこまではいってないのかなと思っております。自分がどうするかということですか。

記者
 そうです。

市長
 4期目出馬する時、そしてまた、当選したあとについて、記者団の質問に対してお答えしております。率直な気持ちというのは、今日まで変わってはいないわけであります。変わっている時には、変わったという趣旨のことはどこかで述べていると思いますので、それを申し上げていないというのは、その時の気持ちというのは今日に至っております。ただ、今日まで15年数ヶ月支えていただいた後援者の中にも、一様ではありませんけれども、今後の市政のあり方を考える時に、ただ自分が勇退する、あるいは、もう1期やってみるということ、ある意味では、それ以上に重要なことがあるのではないかと。それは、単に政策の柱だけではなく、どういう人に託していくのか、あるいは託せないのかということも、ある程度、自分に問われているのだろうと思います。そこまでなりますと、なかなかそう簡単に、後援者の方々の質問に対してお答えするというのは簡単なことではないと思っております。よく状況を見極めてという助言が結構あるものですから、自分としては、参議院選挙が終わりましたら、お時間が、都合がつく時にぜひ一度と思ってはいるのですけれども、後援者のそういう熱心なご意見も結構あるものですから、頃合いをちょっと見計らっているところです。決まりましたらまた、政務の世界ではありますけど、何らかの形でお知らせはさせていただきます。

記者
 ありがとうございます。もう1点だけ。市長会見がしばらく空きましたので。明日から旦過市場のほうで、アーケードの撤去などの瓦礫の撤去活動が本格化していきます。その一方で、再整備計画については、以前の会見などでも、意見はお伺いしていくだったり、影響は少ないようにというお話でしたけど、今、現時点で、再整備計画への影響というのをどのようにお考えか、方向性とかも含めて教えていただければと思います。

市長
 再整備計画については、これまで会見などで申し上げておりますように、長い年月をかけて、関係の皆様方と議論を尽くし、そして練り上げてきた、合意に基づく再整備計画でございます。ぜひこれを着実に実行して成功させたいと、これはもう、行政はもとより、関係の皆様方も願っていらっしゃることであります。ただ今回、火災がありまして、これまで計画に参加を表明されていない方々のお気持ちもあろうかと思います。従いまして、行政としましては、できる限り、この再整備計画に遅れが生じないように努力はしたいと思っておりますが、しかし、一方におきまして、あのような大火災のあとであります。今後の再建にあたりまして、すぐお隣の区域になりますので、どうお考えになるのか、ご希望はあるのかもしれません。その具体的なご提案をお伺いしますということで今日に至っているわけでありますが、現時点におきまして、新旦過のほうから、この再整備計画に、具体的にこのように関わりたい、あるいは、参加を希望するという趣旨のお話は来ておりません。そういう状況の中で、これからいよいよ瓦礫の撤去が始まります。その中で、またいろんなご意見・ご要望というのがあり得ますので、引き続きご提案・ご要望があれば、行政としてもお伺いしたいと思っております。今はそういう段階です。

記者
 ご意見が来ればお伺いするということなのですけど、一応、再整備計画の実施期間というのもありますし、何かしら、市のほうから再整備計画について方向性を示したら、もしかしたら意見が来るかもしれないということも考えられますが、市のほうから先に発信していくというようなことはないでしょうか。

市長
 この火災があった直後から市の職員が現地に入りまして、瓦礫の撤去をはじめとして、様々なこのご要望に対して、迅速に動けるように体制を組んで今日に至っております。今も2つの課のほうから、常時、この復興会議(旦過地区復旧対策会議)のほうにオブザーバー参加をしておりますし、現地に滞在して交流しておりますので、新旦過の方々を含めて、いろんな機会に接触するチャンスがあります。これまでも、いろんな思いというものの一端は承ってきているのですが、先ほど申し上げたように、具体的な参加の提案・要望というのは至っていないという状況であります。ただ、これから瓦礫が撤去されて、あそこが更地になってまいります。改めて、本当に北九州の台所、その中の、都心の超一等地の空間であります。従いまして、これを今後どのように復興・再建していくかということにつきまして、新旦過地区の皆様方も含めて、いろんな思いがあると思います。ですから、それが更地になるのは、これから大車輪でやっていくということで、8月中にはという声も聞いておりますけれども、そういう過程を見ながら、ご提案を承るという準備はしておこうと思っています。

記者
 ありがとうございます。

記者
 市長選の質問に戻ります。市長、先ほど、どういう人に託すのか、あるいは託せないのか、自分に問われているのだと思うとおっしゃいました。当時、当選時から、多選による弊害ということもおっしゃってきましたけれども、市政全般のことを考えて、多選による弊害があるとなれば、どういう人に託せるのか、今、市長ご自身で後継になるような人を探していらっしゃるのか、その辺りを教えてください。

市長
 私自身の立場としては、これまでも申し上げておりますが、コロナ禍が少し収まりつつあるとはいえ、予断を許さない状況であります。そして、様々な事業を国に提案し、予算を獲得し、市民・各界と一緒に一生懸命、毎日仕事に励んでいる状況ですので、自分としては、この残された半年間、全力投球で自分のミッションを遂行したいという、その一心でありますので、それ以上超えて何かをという、率直に申し上げて気持ちの余裕というのはありません。とにかく全力投球で、この市の発展のためにできることを一生懸命やろうと、半年間、悔いのないように頑張ろうということであります。ただ、そういう中にありまして、いろんな方からご意見を聞いたり、あるいは、こういう動きがあるけれども、市長としてはどう思うのかというふうなことを率直に聞かれることもあります。できる限り、あまりそれにはお答えしないようにしているのですけれども、いろんなご意見があるということは承知しております。せっかくご質問いただいていて、少しはお答えをせねばいけないかと思うのですけれども、基本的には、私は1期目の時に、まちを二分する戦いをいたしました。そして、それが終わって、市の発展のために議会と車の両輪で仕事を始めるにあたりまして、その、まちを二分する激烈な選挙をやったあとにどういう状況が待っているのかということは、大変重いことでありました。その中から、紆余曲折、試行錯誤を経て、現在の、いわゆる保守中道の連携、信頼関係を大事にする市政へと舵を切ってまいりまして、4期目でようやくその体制ができたと。それが自民、公明、ハートフルを中心とする、市議会の皆様方の会派の推薦による保守中道路線の確認でありました。これが4期目で初めて実現したものと思っております。ここまで来るにはいろんなことがありましたし、従いまして、やはり市の発展のためには保守中道、いろいろと、中央のことに絡むと、激しく戦うこともあるでしょう。あるのですけれども、地元市民のためには、できる限り、この一致できる点を確認して、一致できる点も大変に多いわけですね、中央の与党野党の関係でも。そういうところをお互いに、これは市民のためにということで協力し合って前へ進めるのが市のためにはいいと、自分は今でも思っておりますので、来年2月以降の市政の体制も、そういった状況が続くことを、期待しております。ぜひそうあってほしいと願っております。そういう状況の中で、果たして、理屈の上で言うと、私が出るという場合、他の方が、Aさんが出る、Bさんが出る、Cさんが出ると、いろんな場合があるのかもしれませんけれども、まずは、やっぱりそういった保守中道、15年かかって、ようやく、この議会の皆さん方と市のために選んだ、この選択した道のりというのを大事に継承し、発展してほしいということが、自分にとっては大変大きい意味があります。

記者
 すみません、重ねて。その上で先ほどおっしゃった、託すのか、それとも託す人がいないのか自分に問われていると思うというのは、改めてどういう意味合いでおっしゃったのでしょうか。

市長
 それは、非公式にいろんな方と、2月に新聞社のインタビュー記事で大きく見出しが出まして、多くの市民はその問題についてよく知っておられましたので、いろんな機会に、いろんな方から助言なり、ご質問をいただいたりしてまいりました。そういう中での会話として、先方のほうから、その点をどう考えているのかという質問はそれなりにあっているということです。自分としては、それに対してお答えをする情報と言いますか、いろんな根拠をほとんど持ち合わせていないので、ご意見として、単に自分がどうするのかということでは終わらないものがある。自分のスローガンに上げてきた政策を継承してほしいとか、そういうことではなくて、やっぱり保守中道、国政ではいろいろあっても、地元のためには、党派・会派を超えてしっかり団結をする体制ということに基づいて考えて自分はおりますので、個々のいろんなケースについて、それはいいとか、これはこうだということは、自分は控えておるつもりです。

記者
 となると、保守中道で出られるような状況にない場合は、ご自身の多選の問題点をおっしゃっていましたけど、ご自身の考えを曲げてでも、もう1回出られる可能性もあるということで理解していいでしょうか。

市長
 もう間もなく7月になろうとしておりますので、皆様方もいろいろとご関心をお持ちだと思いますが、もうそんなに時間はかけるつもりは、自分としてはあんまりないのです。ただ、やはり衆議院(議員)の時からしますと30年以上、政治活動をやっておりますので、その中で市長選、この4期15年間支えていただいている方々も少なくありません。そうした方々には思いも大変深くてですね。従いまして、できる限り円滑に皆の意志が定まることを、お世話になってきた自分としましても感じておりますので、発言、あるいは、そのタイミングについては、やはり慎重でありたいと思っております。

記者
 分かりました。ありがとうございます。

記者
 旦過市場のほうに話を戻させてもらうのですけれども、再整備計画を見直すかどうかの決断はまだという理解をしたのですけれども、少なくとも、8月中旬の更地になるところまでは待つという理解でよろしいでしょうか。

市長
 いつまでと具体的に時期を区切って、その時までにお立場を、何かご意見があればどうぞという言い方はしてはいないのです。やっぱり大変衝撃的なこの災害が終わって、まだ瓦礫が山のように積んであるわけですね。それを、着実にこれから撤去をしていこうという、その過程にあって、その中にいらっしゃる方々や周りの方も、この一等地にあって、すぐ横で再整備が進んでいくであろうと、その中にあって、この一角はどのようにして生きていくか、再建・発展をするかということについて、これから結構、その議論は加速していくんじゃないかというふうに思います。従いまして、できるだけ再整備計画に遅れが出ないようにという気持ちは、私どもはこれまでもお伝えをしてあるのですけれども、いつまでにご意見があれば出してほしいと、そういう期限を切って対応をお願いしているというわけでもないわけです。やっぱり今は大変な時だと思いますので。ただ、現在までそれなりの時間はあったわけなのですけれども、再整備計画に対して具体的にどう関わるか、どうするかということについて、ご提案・ご要望は来ていないという現状にあります。もう一時、待ちたいと思います。

記者
 ありがとうございます。

記者
 大変恐縮ですが、市長選の話に戻って、手短に1つ教えてください。後援会を来月、参院選が終わったあとにでも開こうというお話ですが、それでの意見を踏まえて、市長が熟考された上で何かしら決断されるのか、それとも、後援会での議論の場で何かしら決断されるのか、そこら辺についてはどうお考えですか。

市長
 この場で現時点におきまして、そのことを具体的に申し上げるには至っていないのですけれども、ご賢察いただければと思うのでありますが、こういう時というのは、通常の重要な課題がある中で自分の考えを述べて、政策を述べてご理解を求めるという、通常の後援会の議事進行ではないと思います。従いまして、まだ決めてはいないことでありますけれども、大方の皆様方のご意向というものが、ある程度、見えて、円滑なコンセンサスに至るであろうという時を見計らって対応したいと思っております。全く何も、自分が問題提起も何もしないのに、来年2月、半年後にこういう市長選がありますけれども、皆様のご意見をと、そのような問題提起はいたしません。先ほど申し上げましたように、近い将来、来年2月以降どういう市政を考えているのだということが、おそらく協議の場において一番の関心事になる可能性が高いと。ただ、その点については、自分はこれまでも慎重に対処しておりますし、情報収集と言っても、それはあまり十分ではないと思いますし、こうした課題についてどう答えるのかということが、タイミング、そういう協議の場を設定する時の1つなのであります。何か、せっかく苦労して保守中道の体制をつくってきた。1つ歯車が狂って大喧嘩でするということは、やっぱり避けたいですからね。

担当者
 その他、各社さんからご質問はいかがでしょうか。よろしいでしょうか。ではこれで定例会見を終わります。ありがとうございました。

市長
 ありがとうございました。

このページの作成者

市長公室報道課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2235 FAX:093-582-2243

メールを送信(メールフォーム)

このページについてご意見をお聞かせください

お探しの情報は見つかりましたか?

【ご注意】

  • 業務に関するお問い合わせなど、お答えが必要な場合は直接担当部署へお願いします。
    上の「メールを送信(メールフォーム)」からお問い合わせください。
    (こちらではお受けできません)
  • 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。