環境モデル都市の募集・選定は、世界の先例となる「低炭素社会」への転換を進め、国際社会を先導していくという第169回国会における福田内閣総理大臣施政方針演説を受けて「都市と暮らしの発展プラン」(平成20年1月29日地域活性化統合本部会合了承)に位置づけられた取組です。
環境モデル都市の概要、本市の取組に対する国の評価
経緯と背景
環境モデル都市とは
都市・地域の固有の条件や課題を前提とした地球温暖化対策の具体的な提案を募集し、温室効果ガス排出の大幅な削減など低炭素社会の実現に向け、高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジする都市を「環境モデル都市」として選定したものです。平成20年度に本市も含め6都市、平成21年度に7都市、平成24年度に7都市、平成25年度に3都市の計23都市が選定されました。
「環境モデル都市」の行動計画を着実に進め、当該都市の温室効果ガスを大幅に削減することにより、統合アプローチによる低炭素社会の構築に向けた具体的な道筋と我が国の将来像を示すものです。
政府の方針
選定された都市・地域は、環境モデル都市アクションプランの策定・実施に取り組みます。
国は、環境モデル都市アクションプランの円滑な実施に向けて総合的な支援を行うとともに、環境モデル都市の取組を国内外に波及させるため、施策の展開や情報の発信に努めます。
本市の取組
本市は、「環境モデル都市」の選定を受け、平成21年度に「環境モデル都市行動計画」を策定し、さらに平成26年3月に計画の改訂を行い、低炭素社会づくりに幅広く取り組んできました。
その後、気候変動防止に係る国際的枠組みである「パリ協定」や国の「地球温暖化対策計画」を踏まえて、平成28年8月に「地球温暖化対策実行計画・環境モデル都市行動計画」を策定して、低炭素社会づくりを進めています。
国の評価
環境モデル都市に選定された都市(23都市)は、その取組を毎年度フォローアップし、国が評価することとなっています。本市における平成30年度の取組は、最も高い評価(京都市と同点)を受けることができました。
なお、国の選定以降、23都市で唯一、10年連続で最高の評価を受けています。
評価結果の詳細は、下記関連リンクの「環境モデル都市の平成30年度取組に対する国の評価結果」から確認できます。
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