新型コロナのオミクロン株(XBB.1.5)に対応した1価ワクチンを使用します。
オミクロンXBB.1系統の株に対応したワクチンを用いることで、より高い中和抗体価の上昇等が期待されることから、重症化予防効果はもとより、発症予防効果の向上が期待されると考えられています。
ワクチンを受ける際には、感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について、正しい知識を持っていただいた上で、ご本人または保護者の意思に基づいて接種をご判断いただきますようお願いします。
効果について
非臨床試験において、追加接種(4回目接種)として、XBB.1.5対応ワクチンを投与したマウスでは、投与の1か月後にオミクロン株XBB系統(XBB.1.5、XBB.1.16、XBB.1.16.1、XBB.2.3、EG.5.1)に対して中和抗体の誘導が認められました。
この試験での中和抗体価のデータに加えて、これまでの2価ワクチンに関する知見を踏まえて、XBB.1.5対応ワクチンにはオミクロン株XBB系統への有効性が期待できると考えられます。
安全性について
新型コロナウイルスワクチン接種後に起こる可能性のある症状(副反応)について をご覧ください。
他のワクチンとの接種間隔について
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、同時接種が可能です。
一方、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチン(肺炎球菌など)を接種する場合は、原則として互いに2週間の間隔を空ける必要があります。
参考資料
オミクロン株(XBB.1.5)に対応したワクチンの接種について、効果や安全性などを国において分かりやすくまとめたチラシを掲載しました。ぜひご覧ください。