平成20年7月23日 12時~13時
「パソコンボランティアで地域の情報活動を支援」
第7回 開催状況
開催日・テーマ
内容
参加グループ
北九州シニアのパソコン
ひろば
グループのプロフィール
市内の生涯学習センターや市民センターを主な活動場所とするパソコンボランティア(インストラクター)のグループ。
メンバーの殆どが定年退職後または家事離れ後に入会。シニアの目線でパソコン学習のお手伝いをしている。

「パソコンボランティアで地域の情報活動を支援」
参加者の主な発言
- 私たちの会は平成13年11月に結成された。きっかけとなったのは教育委員会のITサポーター研修会で、定員20名で名前を「北九州シニアのパソコンひろば」とした。現在18人の会員が市内7区に散在していて、月2回の定例の勉強会を開いて市内各地域の情報を交換している。
- 市民センターのパソコンの機械そのものが古くてサポートしていないものがある。最新のウインドウズ・ビスタとまではいかなくても、パソコンそのものが不備では、なかなか人が集まりにくい。市民センターのパソコンの一括購入というのは非常に予算がかかり難しいので、パソコンメーカーのPRをするという気持ちを汲み上げた設置方法についても、市で幅を持って弾力的に検討していただけるとありがたい。
- いろいろな町内会の会報が手書きで作られているものが多い。パソコンなどを使って作るようにPRしているが、人材不足で情報化が進んでいない。
- 民生委員の会長をしているが、孤独死の問題については民生委員の方もパソコンのデータベースのテクニックを使えるようにして、孤独死を防ぐようにするべきである。
- 市民センターのホームページが更新されてない。ホームページも、もう少し見易くリンクできるようにならないかと感じている。こういった問題点の背景は、ホームページ更新のノウハウ研修ができてないことや、また、館長の意識の問題などの原因があると思う。北九州市が平成18年に作ったIT推進計画で、唯一地域の情報化の計画の中で、市民センターを核とした「(仮称)電子町内会モデル事業」を掲げているが、このような施策を実現するには市民センターはもとより、まちづくり協議会のメンバーや所属団体において、ITに対応できる人材の育成が必要と考える。
- 市民センター主催のパソコン講座の内容構成は、市民センターの館長や職員に一任されているのではないか。企画の段階から担当するパソコン講師の助言があれば、地元に密着したカリキュラムができて、生きたパソコン講座ができると思う。市民部長から各館長にお話していただければと思う。
- 「北九州シニアのパソコンひろば」は、教育委員会主催のパソコン市民講座を、平成16年度から19年度まで受託していたが、19年度で終わりになったのを残念に思っている。受講生のアンケートを取って見ると、こういう講座を続けてほしいという意見が非常に多い。継続を検討いただければありがたい。
市長の主な発言
- 7年間ボランティアで、小学生だったり、障害者だったり、市民センターで教えていらっしゃるということは、地域の全体の情報化を底上げ・発展させる上で大変大きな役割を果たされていると思う。敬意を表したい。
- 市政45周年を迎えるが、財政状況はここ2年間が一番きつい。これをなんとか乗り越えると楽になる。
- 財政も何もかも、お先がなかなか見えない暗いこともあるが、一つ明るいのは、これから団塊の世代で自分の能力を生かしたい方々が地域社会に戻ってくることに大きな活路があるように感じている。みなさまの会が大きくなって、市民センター全部をわれわれに任せなさいとなるように、がんばっていただきたい。今日いただいた、ご指摘ご意見は、真剣に考えていきたいと思っている。若干時間のかかるものもあるかも知れないが、今後とも末永くよろしくお願いしたい。
今日はどうも、ありがとうございました。
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広報室広聴課
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