平成21年8月26日(水曜日) 12時~13時
「どこにもない都市づくり」
第20回 開催状況
開催日・テーマ
内容
参加グループ
OUR21
グループのプロフィール
前身は、平成3年3月に発足した北九州・遠賀地区の中小企業経営者の集まり「21世紀の経営を考える会(MR21)」(会員28人)。
この会が平成13年3月に解散し、平成13年5月に「OUR21」(会員7人)が発足。

「どこにもない都市づくり」
参加者の主な発言
- 昔は、北九州は世界一の製鉄の街だということで発展していって、今はいろいろな事情で勢いが落ちている。どこにもないもの、世界一を目指すような気持ちで都市づくりを考えていかなければと思う。すぐに具体化されるようなものではないが、いくつか提案したい。
- 黒崎には歴史的景観として松並木があるが、場所がわかりにくい。駅からの導線を整備する必要がある。例えば、駅から商店街を経由してトロリーバス、チンチン電車のような乗り物を通せば、商店街の活性化にも繋がる。
- 1604年に黒崎城が築城され、黒崎は一時期城下町となり、さらに宿場町へと発展してきた。この歴史をまちづくりに活かしたい。 2004年の築城400年には城跡(城山公園)に張りぼての城を作ってライトアップを行った。将来的にはこの様なもので良いので恒常的なものにし、多くの人に城があったことを知ってもらい、郷土愛に繋げたい。
- 現在、厚生年金病院跡地は芝生広場になっており、ホタル祭も行われている。ここに図書館を建てて、広場がなくなるのは惜しい。土日には大道芸やバザールが、平日には皆がジョギング等スポーツを楽しむといった市民が自由にイベントを行え、集えるような広場を中心に考えてまちづくりを行ってほしい。
- 図書館ができると聞いているが、大規模で特色を持った図書館を建てて、周りの市町村から人が来るような施設にしてほしい。
市長の主な発言
- 黒崎地区のまちづくりについては、市民の皆さまからいろいろな提案・意見をいただき、議論し検討を重ねて、最終的には、松並木を活かして、図書館とホールを建て、できるだけ広場を残すという方向で、また民間ベースで将来的に経営がうまくいくということを考えて着工が決まった。
- 中央図書館規模の図書館はできないが、頑張って規模を大きくした。インターネット席(約100)、和室の図書室等、他の図書館にない特色を持たせている。
- 現在、黒崎地区の交通の便利さ、商店街、病院といった利点を活かして、高齢の方も快適に住めるまちづくりを目指して、民間の力を借りてまちづくりを進めている。
- 黒崎駅周辺では地元の方が規制を望んだ。今回のまちづくりについても住民の方の自主的な活動を期待したい。黒崎城の歴史を活かしたまちづくりも地元の方の熱意が強まることを期待したい。
- 今日は、いろいろな提案をいただいたが、黒崎の再生は大事な課題だと思っているので、その気持ちは皆様と共有したい。メールや手紙で随時、提案・意見を受け付けているので、今後ともいろいろなアイデアをお寄せください。
本日はどうもありがとうございました。
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広報室広聴課
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