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第68回開催状況

開催日・テーマ

平成29年10月13日(金曜日)15時~16時

「これからの障害者アートについて」

参加グループ

北九州市身体障害者福祉協会アートセンター(11名)

グループのプロフィール

市長と参加団体が懇談している写真 懇談風景

・平成28年度からスタートした障害者芸術の振興を目的とした団体である。北九州市身体障害者福祉協会が、市からの受託事業として、「障害者芸術祭」や「障害者芸術文化活動の情報収集・発信」などを実施する中で、行政の枠に囚われない、幅広い活動の必要性を感じ、協会が自主的に立ち上げた組織である。

・市内各所でアート作品展やステージ企画、イベントの企画・開催などを行っている。

・平成29年度から本庁舎1階「かがやきアートギャラリー」の管理運営も行っている。

「これからの障害者アートについて」

参加者の主な発言

・北九州市身体障害者福祉協会は、発足して40年になる。平成20年度から障害者芸術祭が始まり、今年は節目の10年目で、人権文化推進課と共催で「ふれあいフェスタ2017×障害者芸術祭」を11月下旬に行う予定である。

平成26年度から障害のある方の文化芸術をサポートしていこうと、芸術文化応援センターを立ち上げ、いろいろな活動を展開してきた。平成28年からはアートセンターにおいて、身障協会独自に市内各地で事業所を運営されている方々とネットワークを組み、障害のある方の芸術作品を市民の目が届くところに紹介している。

・北九州市身体障害者福祉協会は、正会員が16の当事者団体から構成されている。事業として、戸畑区にある東部障害者福祉会館と八幡西区の西部障害者福祉会館、聴覚障害者情報センター、点字図書館の4施設の指定管理業務を受託している。

視覚、聴覚、言語の障害など情報取得やコミュニケーションが困難な方たちへの支援が主になるが、近年は、盲ろうの方や聴覚障害で精神障害の方などいろんな分野の方と多方面にわたり、連携を取りながら活動をしている。

・これまで障害に関する講演をしていく中で、一方的に話を聞いてもらうのではなく、一般の方たちに自然に近付いてもらうことで、障害者への理解が生まれるのではと話していたときに、当時の障害福祉課から、障害者芸術祭の企画・運営を受託してほしいとの話があり、市内で活動している個人や団体の情報収集を行い開催した。

私は昭和54年に協会に入職したが、障害のある方が喜びや悲しみを詩に書いてボランティアの方たちが曲をつけて歌う「わたぼうしコンサート」というものがあり、振り返ってみると当時ボランティアをしていた方に、今も関わっていただいている。

障害者理解について、芸術文化がとても有効な手段であることがわかったので、今後も積極的に取り組んでいきたい。

・アートセンターの事業として、本庁舎1階で「かがやきアートギャラリー」を常設で行っている。本日のお菓子のクッキーに描かれている「ティガレックス改」は、前年度の市長賞受賞作品ですが、このクッキーは1つひとつ手作りされている。

障害者アートの登録や紹介や、それ以外にもステージでパフォーマンスをする皆さんの紹介もしている。

八幡東区の商店街で地域の皆さんと「かがやきステージ」を開催したり、門司区では5ヶ所の画廊喫茶で「かがやきアートin MOJI」を行った。

本庁舎1階のアートギャラリーの作品は、アートセンターのホームページでも紹介しており、毎月テーマをかえて作品を展示しているが、終わった作品も見ることができるようにしている。

平成27年から3年間かけて、北九州芸術劇場とダンスプロジェクトのレインボードロップスという企画をした。障害のある方もない方もダンスを楽しむことを目的として、ウェルとばたの前でフラッシュモブを行った。九州で、障害のある方のフラッシュモブは初めてではないかということで、新聞にも掲載された。ダンスプロジェクトは、北九州芸術劇場での単独公演を最終目標としていたが、昨年開催することができた。

アートセンターに登録しているアーティストの方は、現在26名で、ホームページでも作品を紹介しており、1人のアーティストに対して、8点~15点の作品をネットで見られるようにしている。

・本日は、3名のアーティストとご家族の方々に来ていただいたので作品を紹介させてほしい。始めに書道の作品で作者は、「いきいきアート塾」で書と出会い、アート活動歴は9年。黒田征太郎氏とのコラボ作品が新聞に掲載され、彼のライブペインティングにも参加している。アートの楽しさをたくさんの人に知ってもらうため活動を続けている。小学校の頃から何かさせたいと思い、絵を描いたりもしたが、「いきいきアート塾」で筆を持ったところ、先生がびっくりするくらい力強い書道をした。みんなが褒めるので本人もやる気になり、門司の赤レンガプレイスで作品の展示をしたことがきっかけで、黒田氏とのコラボが実現し、新聞に取り上げられた。書を始めて本人がとても明るくなった。

・次に絵画の作品で、作者は幼稚園の頃から6年間、絵画教室に通い、しばらく絵を描くことから離れていたが、2015年頃から再び描き始め、2016年に北九州市障害者芸術祭の理事長賞を受賞している。今後の夢は、個展を開いてグッズの販売をすることと皆さんが元気になれるような絵を描くことだが、今年その夢が叶った。

本日持ってきた絵は、自分の好きな動物や音楽をパズルみたいにつなげて、パズルのピースと世界がピース、平和であるようにという意味を込めて描いた。もう1枚の絵は、私の原点となった絵で、現在通っているクリニックのデイケアで描いた絵が基になっている。

・続いて絵画の作品で、作者は6年前に脳梗塞になり、リハビリの一環として2、3年前からアート活動を始めた。

医師からは、どんなに頑張ってリハビリをしても、寝たきりか良くても車椅子の状態と言われたが、リハビリを頑張り、右手は使えないので利き手ではない左手で絵を描くようになり、色鉛筆を使って描いている。絵はほとんど空想で、ボールペンで一筆のように描いて、その後色鉛筆で色を塗っている。作品が形になればと思い、カレンダーなどのグッズを作っている。障害があってもリハビリを頑張ることで何かできることを皆さんに分かってもらえればと思う。

市長の主な発言

・色合いがきれいで、いろんなものを表現しようと工夫されている。このようにぬくもりのある豊かな色彩の絵は最近ない。独創的な作品が多く、次の作品も期待している。

・できるだけ多くの人に皆さんの作品を見てもらえるよう、人が集まりやすい場所を工夫する余地があると思う。市役所に来られる人は少ないので、例えばコムシティやウェルとばたなど、たくさんの人を呼べるチャンスはある。

・コンクールやフェスティバルなどの開催は、アーティストにとって励みになる。漫画は、日中韓で4コマ漫画の国際コンクールがスタートしたので、障害者アートも世界に発信するために何かできると思う。漢字は、韓国でも年配の方は分かるし日本の美学でもあるので面白い。北九州市でいろんな催しを通じて、アートを頑張ってみようという人が日本中に増えて、アジアにも広がればみんながハッピーになれる。これからも頑張ってほしい。

このページの作成者

広報室広聴課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2525 FAX:093-582-3117

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