平成21年度第1回北九州市文化財保護審議会
平成21年8月10日
北九州市文化財保護審議会会議録
1 会議名
2 開催日時
平成21年8月10日(月曜日)
3 開催場所
小倉北区役所 特別会議室
4 出席者
委員
山中英彦委員、重信幸彦委員、田辺むつみ委員、田中良之委員、市瀬洋子委員、佐伯弘次委員、清水憲一委員、八百啓介委員、宮本雅明委員、前原和美委員、石川昭子委員
計11名
事務局
平山孝敏文化財課長 他7名
5 議題・議事の概要
議題
- 平松神輿の調査について
- 蒲生八幡神社の建造物について
- 旧高崎家(伊馬春部生家)の通り土間修繕工事について
内容
平松神輿の調査について
- 7月17日、18日の平松神輿の調査に基づき専門委員より以下のような「所見」が提出された。
1 同神輿は、小倉祇園の変化とともにその位置づけが変容しているが、近世以来の由緒を伝え、神輿巡行を維持し続ている。このような神輿の巡行が減少しつつある今、市内の貴重な民俗文化の一つとして、「無形民俗文化財」として指定す意義がある。
2 長浜など市内の神輿の現状を改めて把握する必要がある。
3 北九州市文化財保護審議会の、神輿というものに対する今後の基本方針を明確にする必要がある。
蒲生八幡神社の建造物について
1 蒲生八幡神社については以前調査を行っており、申請を一度見送った経緯があるが、今回改めて申請があった。
2 平成15年3月発行の調査報告書と申請書の建築時期に違いがあるので、その辺も含めて再度詳細な調査が必要である。
旧高崎家(伊馬春部生家)の通り土間修繕工事について
- 承認。なるべく土間の感覚を残して工事すること。
報告事項
(1)世界遺産の取り組み状況について
- 登録に向けては市民の盛り上がりと協力が欠かせないので、そういった機会をいかに設定するかが課題である。
- 10月中旬くらいに世界遺産のシンポジウムの開催を予定している。
(2)折尾駅舎保全・活用基本方針について
- 折尾駅舎の文化財としての価値を審議会として検証する必要があるのではないか。
- 審議会の意見として相手方に調査を申し入れてはどうか。
このページの作成者
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