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第72回開催状況

更新日 : 2020年2月21日

開催日・テーマ

令和2年1月16日(木曜日)15時から16時

「北九州市におけるESD及びSDGsの推進について」

参加グループ

北九州ESD協議会

グループのプロフィール

北九州ESD(注1)協議会はESD促進のためのネットワーク組織として、平成18年9月に発足し、同年12月に国連大学にからRCE(注2)に認定を受けました。

現在は小倉北区魚町商店街にある「まなびとESDステーション」を拠点に、商店街・市民センターなどの地域、多くの会員である市民団体、北九州市立大学や市内小中学校などの教育機関、市内の多くの企業そして行政などの様々なステークホルダー(利害関係者)とともに、持続可能な社会を目指して、ESD推進の活動をしています。

注1 Education for Sustainable Developmentの略。
   「持続可能な開発のための教育」のこと。
注2 Regional Centre of Expertise on Education for Sustainable Developmentの略。
   ESDを推進するための仕組みとして国連大学が認定する「地域拠点」のこと。

北九州市におけるESD及びSDGsの推進について

参加者の主な発言

活動報告

・5つのプロジェクトの活動を中心にESDの推進を行っている。

(1)ブランディングプロジェクト
ESDやSDGs、ステークホルダーの活動について知ってもらうため、広報紙やSNS、ホームページを使った情報発信や、グッズの作成を行っている。
ホームページでは、学生がESD活動者へインタビューを行い、活動者の想いを掲載するなどしている。北九州では積極的に活動している方が多く、このことをもっと発信していきたいので、発信の方法をさらに考えていきたい。

(2)ステークホルダー活動推進プロジェクト
ESD協議会会員、市民、行政や企業といったステークホルダー(利害関係者)をつなぐため、北九州市立大学地域創生学群のESDプロモート実習生を中心に、毎月「ESDツキイチの集い」を企画、運営している。
SDGsに関するテーマを取り上げたイベントを、平成29年度より、毎月実施しており、子どもから高齢の方まで、およそ1,900人の方に参加していただけた。
準備やイベントへの呼び掛けなどで苦労しているが、一緒に企画・運営を行うメンバーと話し合いながら工夫しており、多くの方が参加したときやESD、SDGsという言葉を知っている人が増えていることがやりがいに繋がっている。

(3)人材育成・発掘プロジェクト
市民との窓口でもあり、学びの場でもある市民センターを通じたESD推進のため、市民センターの館長や職員がコーディネーター役を担っていく必要があると考えている。
各区を回る交流会形式の人材育成では、市民センター関係職員やESD活動者、地域の方々に参加してもらうことができた。また、交流の場だけでなく、具体的なESD人材育成研修も、今年度は3回実施することができた。
研修の講師選びなどの悩みもあるが、さらにESDが地域に根付き、市民に定着するとともに活動が継続していくような人材育成活動を行っていきたい。

(4)調査研究・国際プロジェクト
ESDに関する活動を広めていくための調査、研究、教材づくりを行っており、海外視察団の受け入れや、韓国スタディーツアーの開催などを行っている。
世界にある約170のRCEのうち、RCE北九州では、韓国の統営(トンヨン)と麟蹄(インジェ)のRCEと交流を重ね、視察団の受け入れを行っている。
今年度の韓国スタディーツアーでは、韓国の麟蹄(インジェ)を訪れた。平和と生命というテーマで麟蹄(インジェ)地方の歴史や文化について学んだ。また、今回は、ユース(若者)同士の交流も重視しており、岡山大学等のユースとも交流を行った。

(5)イベントプロジェクト
企業、市や地域が行うイベントにブースを出展している。ブースでは、ESD、SDGsの説明も交えてエコ工作等を行い、環境の大切さも理解してもらっている。
参加者と一緒に、不用な木材を使った割り箸、フォトフレーム、竹を使った灯籠、ペットボトルを使った風車、不用な紙を使った箱・アクセサリーなどを作っている。最近では、SDGsの17のゴールをイメージした缶バッジを作成しており、今後はこの缶バッジを配布しながらSDGsを認識してもらえるようにしたい。
工作したものを実際に使ってもらう、子ども達と一緒になってエコ工作をすることが自身の励みになっている。

懇談風景1
懇談風景
懇談風景2

今後の活動について

・ESD協議会では、ユース(若者)たちをどうやって巻き込んでいくかが課題となっている。ユースを中心に、「SDGsフェスティバルIN小倉」を実施し、1,500人もの方に来場していただいた。また、昨年9月に「ユースによる人材バンク」を立ち上げ、今後、情報共有やつながりの場として活用していく。
ESD、SDGsについてまずは知ってもらうことが1番大事だと考えており、学生目線のわかりやすい、様々な手法を考えていきたい。

・ESD協議会として、「教育」の部分をさらに強めていきたいと考えている。SDGsのアイコンを使って本を紹介するブックカード作成を交えたSDGsのワークショップを行っていく予定。
このような北九州独自の活動を幅広い年代に向けて行っていき、ESDの推進だけでなく、シビックプライドの醸成などにも繋げたい。

・来年度は新たな「北九州ESDアクションプラン」を策定する。SDGsを達成しなくてはならない2030年までは残り10年しかなく、この機会は重要なものと捉えている。
次期アクションプランでは、ESDとSDGsの関係性やSDGsへの取り組みなどを盛り込み、多くの人がESD、SDGsに関する活動の中で基軸となるようなものにしたい。

市長の主な発言

・皆さんのお話しを聞いて、北九州市がESD、SDGsの面で日本政府、様々な国から注目されるようになったのは、ESD協議会の活動の積み重ねだと改めて感じた。
また、SDGsフェスティバルIN小倉の成功を始めとした皆さんの活躍を大変ありがたく、そして心強く思っている。

・SDGsの認知度は2割から3割程度となっており、どうやったら人々にESD、SDGsが伝わるかというのは課題だと感じている。広報の媒体や方法については皆さんと一緒になって工夫したい。

・現在、教育委員会が小中学生に向けた副読本を作成している段階で、教育面でも模索が始まっている。

・アクションプランを新たに策定するというのは大事な節目だと思う。私たちもできる限りサポートしていくので、ぜひ、良いアクションプランを作り上げてほしい。

・北九州市を、アジアを代表するESD、SDGsの先進都市として発展させていきたい。今後とも皆さんの活躍を期待するとともに、私たちも一緒になって汗をかいていきたい。

懇談風景
懇談風景

このページの作成者

広報室広聴課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2525 FAX:093-582-3117

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