本市では、飛行場南線の令和2年度の通行開始を目指し工事を進めており、平成30年度末までに県道門司行橋線を跨ぐ橋の建設等まで完了しています。
現在は、JR日豊本線を跨ぐ橋の建設工事を行っています。そこで、橋の建設の様子をご紹介します。
本市では、飛行場南線の令和2年度の通行開始を目指し工事を進めており、平成30年度末までに県道門司行橋線を跨ぐ橋の建設等まで完了しています。
現在は、JR日豊本線を跨ぐ橋の建設工事を行っています。そこで、橋の建設の様子をご紹介します。
・橋の長さ:約36m(全体は約141m)
・橋の本数:14本
・橋の形式:中空床板(中を空洞にすることで軽量化された床板)
・橋の架設方法:2組桁架設工法
本工事で行う作業内容は大まかに以下の順序で行います。
橋桁製作(工場製作)
岡山県倉敷市の工場で製作した橋桁を、1本あたり5つのブロックに分けてトレーラーにて現地まで運搬します。
架設桁組立
橋桁を架設するための2組の架設桁(レールによる横移動の装置付き)を組み立てるとともに、橋桁を吊るための吊装置を取り付けます。
橋桁組立・架設
5分割にして搬入した橋桁を作業ヤードで組立て、PC鋼材により緊張し1本の橋桁が完成します。その後、2組の架設桁の間に橋桁を吊り、決められた位置まで移動させ、吊下します。
横組工
橋桁を全て設置しただけでは橋桁と橋桁のすき間が残ります。そこで、すき間にコンクリートを流し込んだり、橋桁と橋桁がバラバラにならないように横方向からもPC鋼材により連結させます。
橋面工
壁高欄や排水管の設置、橋が落ちるのを防ぐ装置等の取り付けを行い本工事は完了します。
これまでの作業状況です。
橋桁を架設するための架設桁を橋台背面側から送り出している状況です。
搬入された橋桁を橋台背面側の作業台にて組み立てる様子です。
組み立てた橋桁を架設桁にて吊り上げ、送り出している状況です。
橋桁の架設状況です。
橋桁の架設状況です。
建設局東部整備事務所
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電話:093-582-2971