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若松A地区

更新日 : 2022年6月21日
ページ番号:000004222
施行者 若松A地区市街地再開発組合
施行地区 北九州市若松区本町二・三丁目及び
久岐の浜の各一部
施行面積 約2.1ヘクタール
事業年度 平成9年度~12年度
総事業費 約105億円
権利者数 土地所有者21名、借地権者5名、借家権者9名
権利変換方式 地上権非設定型(第111条)
若松A地区再開発事業区域図
区域図
若松A地区事業前の写真
事業前の写真
若松A地区事業後の写真
事業後(平成12年3月)の写真

事業の目的

 若松A地区は、洞海湾ウォーターフロントと若松中心市街地に挟まれた位置にあり、周辺にはJR若松駅などの交通施設や文化・公益施設、歴史的建造物などが集積しています。しかしながら、当地区では土地の有効利用が十分に図られておらず、周辺施設との連携のとれた新たな拠点づくりが望まれていました。
 本再開発事業は、若松地区の活性化を図るためのリーディングプロジェクトとして、久岐の浜ニュータウンと響灘開発等との連携を図るとともに、地区の特長を活かした海に開かれた街づくりを目指しました。

事業の概要

(1)再開発ビルの概要

 再開発ビルは、都市計画道路を挟んで、A1、A2棟の2棟を建設しました。A1棟(ベイサイドプラザ若松)は商業施設、業務施設、住宅、駐車場のほか、市民が「学び」「集い」「憩う」場として、海の見える閲覧・学習室を持つ市立若松図書館を整備しました。A2棟(ベイサイドプラザ若松アネックス)には商業施設、業務施設、駐車場を整備し、A1棟とは2階で歩道橋により連結させています。

(2)周辺公共施設の整備

 A1、A2棟間の都市計画道路を拡幅するとともに、歩道の整備や、エスカレーターつきの横断歩道橋を設置するなど、快適な歩行者空間を創出しました。

施設建築物の概要

  A1棟 A2棟
敷地面積 約10,440平方メートル 約3,090平方メートル
建築面積 約8,350平方メートル 約2,270平方メートル
延床面積 約42,590平方メートル 約11,450平方メートル
建ぺい率 約80% 約73%
容積率 約320% 約300%
階数 地上14階 地上6階
用途 住宅・商業施設・公益施設
業務施設・駐車場
商業施設・業務施設・駐車場

事業経緯

年月 行政 施行者・地元
(注)は地元周辺の動き
昭和 63年 2月   若松活性化協議会発足(注)
12月   若松活性化協議会がA地区の地権者へ再開発を呼びかける(注)
平成 元年 3月   洞海湾岸A地区再開発協議会発足
7月   洞海湾岸若松A地区再開発準備組合設立
2年 4月 再開発調査(A調査)を実施 第一次提案の検討
第二次提案の検討
4年 4月 市がA調査の結果を役員会に報告  
5年 11月   第三次提案の検討
6年 1月   事業協力者と覚書を締結
6月   文化施設導入方針の決定
7月   大型商業施設導入方針の決定
11月   住宅施設導入方針の決定
9年 7月 高度利用地区の都市計画決定
第一種市街地再開発事業の都市計画決定
 
10月 北九州市住宅供給公社参加決定
教育委員会参加決定(図書館)
持床会社設立
 (「くきのうみ開発株式会社」)
10年 1月 事業計画/組合設立認可 若松A地区市街地再開発組合設立
6月 権利変換計画認可 権利変換期日
9月   建築工事着工
12年 3月   管理組合設立
建築工事竣工
建築工事完了公告
再開発ビルオープン
 (「ベイサイドプラザ若松」)
13年 3月 組合解散認可  

市街地再開発事業に関する都市計画

名称

若松A地区第一種市街地再開発事業

施行区域面積

約2.1ヘクタール

公共施設の配置及び規模

道路

種別 名称 幅員 延長 面積 備考
幹線街路 3・3・31
本町桜町線
25メートル 約130メートル 都市計画
道路(15メートル)
幹線街路 3・3・131
若松駅前線
25メートル 約90メートル 整備済み
区画道路 市道 本町
藤ノ木1号線
11メートル 約150メートル 現道(7メートル)の
拡幅整備
区画道路 市道
本町41号線
11メートル 約110メートル 現道(7メートル)の
拡幅整備
区画道路 市道
本町28号線
8メートル 約170メートル 現道(7メートル)の
拡幅整備

公園及び緑地

種別 名称 面積 備考
 

下水道

整備済み(公共下水道管路変更 管径1,650ミリメートル 延長150メートル)

その他の公共施設

建築物の整備に関する計画

街区番号A1

  建築物

建築面積 延べ面積
約8,400平方メートル 約44,000平方メートル(約36,000平方メートル)

  敷地面積に対する

建築面積の割合 建築物の延べ面積の割合
約8/10 約35/10

 主要用途

  商業施設 業務施設 住宅 公益施設 駐車場

街区番号A2

  建築物

建築面積 延べ面積
約2,500平方メートル 約12,000平方メートル(約10,000平方メートル)

  敷地面積に対する

建築面積の割合 建築物の延べ面積の割合
約8/10 約35/10

 主要用途

  商業施設 業務施設 ガソリンスタンド 駐車場

高度利用地区の制限内容 

容積率の最高限度 40/10
容積率の最低限度 15/10
建築面積の最高限度 8/10
建築面積の最低限度 500平方メートル
壁面の位置の制限を設定

備考

駐車場台数約800台

建築敷地の整備に関する計画

街区番号 建築敷地面積
A1 約10,500平方メートル
A2 約3,100平方メートル
約13,600平方メートル

  整備計画

  幹線街路本町桜町線側は、壁面後退線を設けて空地を確保し、公開空地により歩行者空間等として道路と一体的に整備する

住宅建設の目標

戸数 約70戸
面積 約6,000平方メートル
備考 延べ面積 約6,000平方メートル(1戸当たり約85平方メートル)

決定年月日

平成9年7月9日

最終決定年月日

事業費の内訳

(単位:百万円)

収入 支出
一般会計補助金 2,936 調査設計計画費 415
公共施設管理者負担金 638 土地整備費
保留床処分金
参加組合員負担金
6,772 補償費 2,469
工事費 7,279
市街地再開発緊急促進事業 154 営繕費
その他 1 事務費等 282
    借入金利子 56
合計 10,501 合計 10,501

権利者の内訳

(単位:人)

区分 事業着手時 うち残留 うち転出
土地所有者 21 4 17
借地権者 5 1 4
使用賃借による建物所有等 0 0 0
借家権者 9 0 9
合計 35 5 30

管理運営 (事業完了時の状況)

ビル全体の管理運営の考え方

 再開発ビルの管理組合が、管理会社に委託契約して管理運営を行う。

管理運営主体について

1.管理組合

名称
 ベイサイドプラザ若松本館管理組合(全体管理組合、施設管理組合及び住宅管理組合により構成)、ベイサイドプラザ若松アネックス管理組合

形態
 任意組合

2.管理会社

名称
 くきのうみ開発株式会社

所在地
 北九州市若松区本町三丁目11番1号

設立
 平成9年10月30日

資本金
 350,000千円

出資者
 関係権利者5.7%、出店者70%、金融機関13.4%、その他10.9%

床所有
 保留床(一部)

管理対象範囲
 自己所有床+権利床(一部)+共用部分

このページの作成者

建築都市局都市再生推進部事業推進課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2469 FAX:093-561-7525

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