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令和2年度「市丸小学校の景観まちづくり学習の取り組み」

更新日 : 2021年12月14日
ページ番号:000160857

令和2年度市丸小学校の取り組み

ガシャモク新聞の写真

 小倉南区にある市丸小学校は、日本有数のカルスト台地である北九州国定公園「平尾台」の一部に位置しています。
 麓にある「お糸池」と呼ばれるため池には、絶滅危惧種であるヒルムシロ科の水草「ガシャモク」が自生しており、この20年来、地域と行政等が一体となって「お糸池」および「ガシャモク」の保護活動に取り組んできました。

 例年、6年生が総合的な学習の時間で、「ガシャモク」を校内で育てることなどを中心とした学習活動を行っていますが、今回は地域の良さを再発見するという視点から、「お糸池とそこに自生するガシャモク」についての調査活動に取り組み、その結果を「ガシャモク新聞」にまとめ、下級生、保護者、地域などに向けて情報発信を行いました。

取り組み内容
学校名 市丸小学校 (浦田 一幸 校長)
実施モデル
プログラム

No.11 地域景観プランナーになろう

対象学年 6学年1学級 (13人)
対象教科 総合的な学習の時間
実施期間 令和2年6月から12月 (授業総数:25時間)
主な学習内容

・お糸池とそこに自生するガシャモクに関する調査活動に取り組む。

・調査や栽培などの活動の過程で課題を見つけ、自分たちなりに解決していく。

・ガシャモクに関する調査、栽培・保護という活動について適切にまとめ、効果的に情報発信をする。

・最上級生として一年間の学習を振り返り、学びの価値を再認識し、これからの生活に生かす気持ちをもつ。

まちづくり学習の風景

お糸池水質調査の写真
お糸池の水質調査
校内でのガシャモク栽培の写真
校内でのガシャモク栽培
ガシャモク新聞での情報発信の写真
ガシャモク新聞での情報発信

まとめ

 市丸小学校の児童たちは、とても主体的、積極的に様々な活動に取り組むことができました。特に、毎朝始業前の校内ガシャモク栽培エリアでの観察や草・藻取りの活動には、すべての児童が本当に熱心に取り組んでいました。
 学習のまとめとして、下級生に引き継いでいくために作成した「ガシャモク新聞」には、これまでの経験から得た情報とともに自分たちの思いも乗せてわかりやすくまとめ、発信することができました。

このページの作成者

都市戦略局都市再生推進部都市再生企画課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2502 FAX:093-561-7525

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