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世界に拡がる環境協力のネットワーク

更新日 : 2022年6月24日
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 北九州市の友好都市中国・大連市との環境協力などを通じて、きめ細かなケアや地域住民との協働による協力活動など、地域レベルでの国際協力の有効性、重要性が認識されました。そこで、北九州市では、都市対都市の協力活動を更に推進するため、都市間ネットワークを提案・実現し、加盟都市間での環境協力事業を開始しました。加盟各都市では、アジア地域における「環境先進都市」の実現を目指して、様々な取組を行っています。

東アジア経済交流推進機構 環境部会

 環黄海地域の日本・中国・韓国の11都市で構成され、経済的・人的交流の推進を通じて環黄海経済圏の形成を目指しています。環境部会では、環黄海地域の持続可能な発展に寄与するため、産学官連携によるセミナーの開催や先進的環境情報のデータベース構築を進め、環黄海地域の人材育成に取り組んでいます。

【加盟都市】

(日本) 北九州市、下関市、福岡市、熊本市

(中国) 大連市、青島市、天津市、煙台市

(韓国) 仁川広域市、釜山広域市、蔚山広域市

北九州市での海岸積層の様子

アジア環境協力都市機構

 平成9年に本市と東南アジア4カ国6都市で設立した「アジア環境都市ネットワーク」や「北九州イニシアティブネットワーク」では人材交流や環境改善セミナーを行ってきました。平成22年2月、両ネットワークの再編を図り、「アジア環境都市機構」が創設されました。この機構は、東アジア経済交流推進機構の環境部会と連動しながら、低炭素作りのアジア地域への移転を目標としています。

アジア環境都市機構加盟都市ドットマップ

世界銀行 都市パートナーシッププログラム

 世界銀行(東京開発ラーニングセンター(TDLC))が推進する都市パートナーシッププログラム(CPP)は、選定された日本の都市とともに、開発途上国が直面する開発課題に対し、都市と途上国都市との連携を支援・促進し、解決策を提供することを目的としています。平成28年7月、北九州市は第一期選定都市として横浜市、神戸市、富山市とともに選定され、「グリーン成長」と「廃棄物管理」をテーマとして活動していきます。
 平成29年3月22日には、世界銀行と北九州市との間において「都市パートナーシッププログラム」にかかる覚書を締結し、平成29年から3年間連携して事業を実施することとなりました。また、同年3月22日から23日の2日間、世界銀行が主催する開発途上国の実務者のための研修(廃棄物管理分野)が北九州市で実施され、16カ国から61名が参加しました。北九州市は、これまでにもアジア地域を中心に、環境人材育成の取組みを進めており、この都市パートナーシッププログラムを活用することによって、いっそうの取組みの強化を図っていきます。 

北九州市と世界銀行の都市パートナーシッププログラムにかかる覚書締結式

イクレイ(ICLEI)

 持続可能性をめざす自治体協議会イクレイは、持続可能な開発を公約した自治体及び自治体連合組織で構成された国際的な連合組織です。平成2年にニューヨークで開催された「持続可能な未来のための自治体世界会議」で設立されました。現在、世界の1,000以上の自治体等が会員になっています。本市は、イクレイ設立当初から加盟し、理事を務めるなど積極的に活動し、国際会議の参加や研修員の受入など、イクレイの持つ都市間ネットワークを活用した活動を行っています。

このページの作成者

環境局環境国際部環境国際戦略課
〒805-0062 北九州市八幡東区平野1丁目1番1号 北九州市国際村交流センター3F
電話:093-662-4020 FAX:093-662-4021

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