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猫免疫不全ウイルス(FIV)について

更新日 : 2022年6月27日
ページ番号:000137008

北九州市動物愛護センターでは、猫免疫不全ウイルス(以下FIV)陽性猫についても譲渡対象としています。

FIVによって発症する病気を一般に猫エイズと呼びます。

感染経路

FIVは主に血液や唾液に含まれ、FIV陽性猫とのケンカで噛まれたりするとうつります。

空気感染はしません。ケンカや交尾によりFIVに感染します。

猫属のみ感染しますので、人間には感染しません

症状

FIVに感染しても猫エイズを発症するまでに数年から10年以上かかります。

FIV陽性でも猫エイズを発症せずに天寿を全うできる場合もあります。

ただし一旦、猫エイズを発症すると、免疫力が低下し病気にかかりやすい状態になります。口内炎や胃腸炎、鼻炎などがなかなか治らなかったり、最後的に全身の機能が低下し死亡してしまいます

治療法

現時点では、猫エイズに特別な治療法はなく、感染していることが明らかになった場合、ストレスをかけないように管理をしたり、現れた症状に応じた治療をしていくことになります。

これから譲渡を考えておられる方へ

“治らない病気”というと、飼うことをためらう方がいらっしゃるかもしれません。確かにFIVは怖い感染症ですが、多くの猫は感染後5から10年はほとんど無症状といわれており、健康な猫と同様の生活を送ることができます。多頭飼いをされる飼い主さんの場合は、ケンカ等でFIV感染の危険性がありますので、避妊や去勢手術を受けさせたり、猫同士の相性をみてストレスがかかったりケンカしないように工夫したりする必要があります。

FIVという病気を理解していただき1頭でも多くのFIV陽性猫が新しい飼い主さんに出会えることを願っています。

このページの作成者

保健福祉局保健衛生部動物愛護センター
〒803-0801 北九州市小倉北区西港町24番地7
電話:093-581-1800 FAX:093-582-8852

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