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人生会議はじめませんか?

更新日 : 2024年8月6日
ページ番号:000172977

「人生会議」(ACP)って何?

人生会議のロゴマーク

 もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて、周囲の信頼する人(家族・友人等)や医療・ケアチームと一緒に、前もって考え繰り返し話し合い共有することを「人生会議」(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)といいます。

 厚生労働省では、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の普及啓発と認知度の向上を目的に、愛称を「人生会議」と定め、広く国民に推奨しています。

【厚生労働省ホームページ】 「人生会議」してみませんか(外部リンク)

「人生会議」(ACP)の普及・啓発用チラシ

 北九州市では、市民の誰もが住み慣れた地域で最期まで自分らしく暮らし続けることができるよう、(公社)北九州市医師会のご協力のもと「人生会議」(ACP)の普及啓発を目的としたチラシを作成しています。

 チラシのデータは下記からダウンロードできますので、ぜひご活用ください。

チラシの表面

 「人生会議」(ACP)の概要や進め方のポイントを紹介しています。

チラシの裏面

 周囲の信頼できる人や医療・ケアチームと一緒に、考えたり話し合ったりする際に活用できる記入シートです。「人生会議」(ACP)で考えたことや話し合った内容を記録として書き留めておくことができます。

 書き留めた記入シートの保管場所は、信頼できる人や医療・ケアチームに伝えておきましょう。

 心身の状態や時間の経過とともに、気持ちや希望は変化することがあります。いつでも、何度でも、繰り返し考え、話し合いましょう。

 

人生会議チラシ(表面)
表面
人生会議チラシ(裏面)
裏面

「人生会議」(ACP)はなぜ必要?

 人はいつでも、誰でも、命に関わるような大きな病気やケガをする可能性があります。

 命の危険が迫った状態になると、約70%の人が、これからの医療やケアなどについて、自分で決めたり、人に希望を伝えたりすることができなくなると言われています。

 病気やケガなどにより、あなたが自分で意思決定できなくなったときには、「あなたが何を大切にしてきたか」「どんな医療やケアを望んでいるのか」などについて、周囲の信頼できる人と医療・ケアチームが話し合い、医療やケアの方向性を検討していきます。

 これらについて事前に話し合い、共有しておくことで、あなたの希望は反映されやすくなります。また、あなたの希望を代わりに伝えてくれる人にとっても重要な助けとなります。

 予期しない病気や事故で、あなたの希望を伝えることが突然できなくなるかもしれません。

 笑顔で話せる今だからこそ「人生会議」はじめませんか?

「人生会議」(ACP)の進め方

(1) 考える

「あなたが大切にしていることは何ですか?」

 人生の最終段階となったときに、「あなたが大切にしたいこと」「受けたい治療やケア」「過ごしたい場所」などを考えてみましょう。

(例) 「あなたが大切にしたいこと」…家族や大切な人と過ごしたい、家族の負担になりたくない

    「受けたい治療やケア」…可能な限り延命治療を受けたい、苦痛を和らげる治療を受けたい

    「過ごしたい場所」…病院、施設、自宅 など

(2) 選ぶ

「あなたが信頼できる人は誰ですか?」

 大きな病気やケガで、あなたの考えや思いを伝えられなくなったときに、あなたの希望をもとに医療やケアについて代わりに判断し、伝えてくれる信頼できる人を選びましょう。

(例) 配偶者(夫・妻)、子ども、きょうだい、友人 など

(3) 話し合う

「信頼できる人や医療・ケアチームと話し合いましたか?」

 あなたの考えや思いを、信頼できる人や医療・ケアチームと話し合い、あなたの希望を知ってもらいましょう。

(4) 共有する

「話し合いの結果を大切な人たちに伝えて共有しましたか?」

 あなたの希望を共有し、知ってもらうことは、もしものときにあなたの希望が反映されやすくなるだけでなく、あなたの希望を代わりに伝えてくれる人にとっても重要な助けとなります。

(5) ポイント

「いつでも 何度でも 繰り返し考え 話し合いましょう」

 心身の状態や時間の経過とともに、気持ちや希望は変化することがあります。今の自分はどう思うのか、なにを希望するのか、(1)から(4)を繰り返し考え、話し合い、共有していきましょう。

人生会議の進め方のポイント

その他

在宅医療について

 北九州市では、住み慣れた地域で療養しながら安心して暮らし続けることができるよう、その選択肢の一つとなる在宅医療の推進に取り組んでいます。

 在宅医療とは、通院が難しくなった場合に、自宅や施設などの生活の場に医師や看護師などの医療従事者が訪問して、診察や医療処置などを行うことをいいます。

 自分が受けられる医療やケアについて知ることも人生会議(ACP)では重要なことです。

 在宅医療について知りたい方は、下記ページをご覧ください。

 在宅医療(内部リンク)

終活相談事業について(北九州市社会福祉協議会)

 北九州市社会福祉協議会では、葬儀や供養、相続や遺言などのさまざまな相談を、相談員や専門家がお受けする「終活無料相談」(予約制)を行っています。また、終活ガイドとしても使用できるエンディングノート「最期まで自分らしく 私のこれからノート」を無料配布しています。

 エンディングノートは、自分自身や家族のこと、財産やもしものときのことなど、各種テーマに沿って記入していくことで、これまでの人生を振り返り、自分の思いを自然に記録・整理できるようになっています。

 終活相談やエンディングノートの配布場所などの詳細は、下記ページでご確認ください。

 【北九州市社会福祉協議会ホームページ】 終活相談(外部リンク)

一部のファイルをPDF形式で提供しています。PDFの閲覧にはAdobe System社の無償ソフトウェア「Adobe Reader」が必要です。 下記のAdobe Readerダウンロードページなどから入手してください。
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このページの作成者

保健福祉局健康医療部地域医療課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2678 FAX:093-582-2598

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