本市の結核の動向は、この20年間で、新登録患者数は約40%まで減少し、罹患率や有病率の減少速度はここ数年鈍化していたところでしたが、平成29年は、結核罹患率が増加しました。日本では2008年7月「ストップ結核ジャパンアクションプラン」を発表、世界目標に呼応し、世界に貢献する日本として、東京オリンピックが開催される2020年までに日本を低蔓延国(結核罹患率人口10万対10以下)とすることを目指しています。
本市では、結核検診を受ける機会のない40歳以上の方を対象に無料で検診を市民センター等で行っています。詳しくは下記リンクより確認ください。早期発見・早期治療によって、家族や社会への感染を防ぐことができます。特に、80歳以上の結核患者が多いため、自覚症状がなくても年に1回定期的に結核検診を受診しましょう。今後もより一層の結核対策に取り組んでまいります。