新型コロナウイルス感染症の関係で、各地で避難所に収容しきれない事態が発生しているが大丈夫か。
新型コロナウイルス感染症に伴う避難所の収容定員について(寄せられた市民のこえ)
問
答
今般の台風第10号は、接近前から報道等で頻繁に注意喚起がなされたことで、避難情報発令前から避難所に関する多数の問い合わせがありました。このことから、本市でも通常105か所の避難所を開設するところ、当初から186か所を開設し、避難者の受け入れを行いました。その後も一部の避難所では避難者数の増加が見込まれたため、順次追加で開設し、最終的に203か所を開設しています。
ご指摘のとおり、徒歩で避難所に訪れた避難者が他の避難所に移動するのは困難であるという認識のもと、本市では新型コロナウイルス感染症対策の定員の6から8割程度で受入停止を公表して追加で避難所を開設するとともに、受入停止を知らずに訪れた避難者は、他を案内することなく受入れました。受入停止は、随時、市ホームページに公表し、併せて報道機関に情報提供を行い、周知を図りました。本市では十分な数の避難所を開設していたため、他都市のように避難所の定員を超過した事実はございません。
避難先の周知については、平時から市政だよりやホームページ、出前講演等で、避難先は市が開設する避難所だけではなく、安全な場所にあるホテルや親戚・知人宅も選択肢の一つであるとお伝えしています。実際に今回の台風では避難先としてホテルを利用した方も多く、市内のホテルは満室となっていました。
避難所での受け入れ人数については、地域の公民館や民間施設のご協力もあり、新型コロナウイルス感染症対策を考慮しても、現在想定している災害では市全体でみると避難者を十分受け入れるだけの余力はあります。しかし、避難者が一部の施設に集中することによって混雑することが考えられるため、今後も市ホームページや報道機関を活用した避難所の混雑状況の周知に努めてまいります。
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